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原形復元 3ケ月目で…光化門表札板 ひびが入る

登録:2010-11-04 10:01

原文入力:2010-11-04午前09:44:41(810字)
3ヶ所 亀裂でき‘安普請工事’指摘
文化財庁 "乾燥した気候のため"

ノ・ヒョンソク記者

去る8・15光復節慶祝式の時に復元されたソウル、光化門の表札板が復元して約3ケ月目で目に見えるほど大きな亀裂ができたことが明らかになった。
国会文化体育観光放送通信委のチェ・ムンスン議員(民主党)は3日、ひびの入った光化門表札板の細部写真を公開した。

写真を見れば、亀裂は計3ヶ所が確認される。表札板の最右端の文字である光の字の前面に上下に細長いヒビが見え、化字の真ん中から下方、門字の左側上部にも微細な亀裂が生じたのを見ることができる。

チェ議員は 「145年前の原形を求めるといった光化門復元工事がどれほど手抜きで進行されたかを推し量ることができる」と指摘した。

これに対して文化財庁担当者のキム・ウォンギ宮陵文火財課長は「表札板に使われた伝統陸松は材料の特性上、乾燥した秋の気候には収縮し微細な亀裂が発生するのが一般的現象」としつつ「関係専門家による緊急諮問会議を経て補完する方針」と説明した。

しかし去る7月、表札板文字を刻んだ刻字匠オ・オクチン氏は放送会社インタビューで「表札板が(きちんと)乾いていないためにヒビが入った」と明らかにし論難が大きくなるものと見られる。

2006年12月に復元工事を始めた光化門は本来、来る12月に工事を終わらせる予定だったが、11月に主要20ヶ国(G20)首脳会議と8・15光復節に合わせるために2回も工期を前倒しし不良工事論難(7月1日付1面)をかもした経緯がある。

ノ・ヒョンソク記者 nuge@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/447026.html 訳J.S