原文入力:2010-10-27午後09:08:52(1534字)
"2011年予算で16.5%増額、働き口部分は削減"
現政府の対北韓政策 批判…軍服務期間 短縮要求
イユ・チュヒョン記者
←パク・チウォン民主党院内代表が27日午前、国会本会議場で交渉団体代表演説をしている。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
パク・チウォン国会交渉団体代表演説
パク・チウォン院内代表は27日、国会交渉団体代表演説で「4大河川総事業費22兆2千億ウォン中 8兆6千億ウォンを節減できるとし、これを民生予算に切り替えなければならない」と話した。
民主党は去る8月、4大河川事業の内、大規模浚渫と堰建設に予算を投じる代わりに4大河川流域別に水質改善・洪水予防・用水確保などのためにどんな事業が必要かを分析し、4大河川事業の代案として出した経緯がある。民主党は自主的に用意した4大河川事業代案を施行するならば、政府事業案から8兆6千億ウォンを節減した13兆6千億ウォンが必要とされると見ている。
パク院内代表は2011年度4大河川予算の問題点をいちいち指摘し「4大河川大運河の不疎通予算」と指摘した。彼は 「来年度4大河川予算は今年より16.5%増額され全体予算増加率5.7%に比べ3倍も高い」とし「ところが働き口分野予算は848億ウォン削減され、保育施設支援費は551億ウォンから58.1%削減された231億ウォンに減り、敬老堂冬季暖房費は全額削減された」と話した。彼はまた 「4大河川事業と関連した貯水池堤防嵩上げ予算を増やした結果、実質的な農漁民支援予算は15兆2699億ウォンで今年より7.4%減り、地方の道路予算は今年より10%以上7849億ウォンが削減され、地域建設会社らは‘皆死ぬことになった’として大騒ぎだ」と話した。
パク院内代表は4大河川事業予算を回して△親環境無償給食のための国庫支援△老人入れ歯費用の70%以上を健康保険で支援△障害者年金額の引き上げ△地方交付税率引き上げ△地方財政支援のための1兆ウォンの目的予備費編成などに使おうと提案した。
前日、アン・サンス ハンナラ党代表が‘70%福祉論’を主張したことに対抗し、パク院内代表は「普遍福祉を実現する」と強調した。彼は「ご飯を買って食べる子供ともらって食べる子供に区分して傷つけてはならず、地下鉄切符も買って乗るお年寄りともらって乗るお年寄りに区別してもならない」とし「普遍的福祉国家を実現するために最善を尽くす」と話した。
現政権の対北韓政策に対しても批判した。彼は「北韓に明確に警告する。3次核実験をしてはならない」としつつも「李明博大統領の対北韓強硬策は南北関係を崩壊させ北韓核問題解決もさらに難しくさせた」と話した。彼は「事態がさらに悪化する前に、40万~50万トンの対北韓コメ支援、金剛山・開城観光再開、対北韓特使派遣、南北首脳会談早期推進などを決心しなければならない」と話した。
政府が18ヶ月に短縮することになっていた軍服務期間を21ヶ月のまま凍結させたことと関連しては「庶民の子供たちは軍隊に送り、服務期間を延長して4大河川工事労役をさせながら、将軍の息子らは花形職務に座らせるのが李明博政府の国防政策」とし「軍服務期間を18ヶ月に短縮することにした参与政府の2020国防計画を守る」と話した。
イユ・チュヒョン記者 edigna@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/445904.html 訳J.S