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米国要求に‘にっこり’できず韓-米FTA ‘密室再協議’

登録:2010-10-28 07:52
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/445888.html

原文入力:2010-10-27午後08:34:32(748字)
自動車分野 折衷案 議論した模様

チョン・ウンジュ記者

キム・ジョンフン通商交渉本部長とローン カーク米国貿易代表部(USTR)代表が26日午後(現地時間)米国、サンフランシスコで自動車と牛肉など韓-米自由貿易協定(FTA)の再協議争点懸案を5時間にわたり議論し翌日(27日)午前に追加交渉することにした。しかし、米国側の要請により会議場所と日程、会談内容は公開せず‘密室交渉’という批判が出ている。

カーク代表は自動車と牛肉分野で韓国市場接近を拡大する方案を用意してこそ自由貿易協定批准同意案を議会に提出することができると明らかにし、キム本部長は協定文修正は不可という既存姿勢を守りながらも、自動車分野に対しては折衷案を議論したと分かった。米国が要求する米国産牛肉開放拡大はFTAとは別個のイシューなので議論対象になりえないと強調した。

両国が交渉できる期間は20日も残っていない状態だ。それでも去る7日、フランス、パリでキム本部長と米貿易代表部ドミトリアス モレンティス副代表との接触時と同じように、この日のカーク代表との交渉も‘実務協議の前段階’と意味を低め交渉日程はもちろん会議内容も公開しなかった。

アン・ホヨン通商交渉調整官は27日、定例ブリーフィングで「会談の効果と国民の知る権利が均衡を成し遂げるべきだが敏感な交渉では先進国も非公開が慣行」と話した。

チョン・ウンジュ記者 ejung@hani.co.kr

原文: 訳J.S