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検察・警察, 龍山 ‘追慕集会’も強硬対処

登録:2009-02-06 11:45

原文入力:2009-02-06午前12:26:51
関連機関 対策会議で “不法デモ厳罰”
6日予定の捜査結果発表 9日に延期

ソク・ジンファン記者

検察・警察など公安当局が‘龍山撤去民惨事’以後行われている追慕大会などに強硬対応を予告した。検察は6日に予定された捜査結果発表も3次追慕大会以後の9日に延期した。

ソウル中央地検は5日、ソウル市・ソウル地方警察庁などと関連機関対策会議を開き、龍山惨事と関連した不法集会・デモに厳正に対処することにしたと明らかにした。検察は「‘龍山惨事汎国民対策委’が今回の事故を口実に今週末、第3次追慕大会を開き大規模街頭デモを計画しており一部デモ隊の道路占拠交通妨害,投石,警察バス損壊および放火企図など不法暴力程度が危険水位まで上がっているため対策会議を開いた」と明らかにした。引き続き「暴力示威に変質した場合、主導者と現場煽動者,暴力行為者などを最後まで追跡し厳重に処罰する」と強調した。警察は6日午後、ソウル警察庁傘下の保安・警備担当幹部らを招集し特別対策会議を開く。

‘龍山惨事’遺族1人示威

これに対して市民社会団体らは「納得できない捜査結果を出し世論まで塞ぐという暴圧的な発想」として反発している。ホン・ソクマン‘龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委’代弁人は「私たちが遺族と一緒に開く追慕祭は集会および示威に関する法律の申告対象ではないのに、むしろ警察が無断で清渓広場を占拠し追慕祭を妨害している」と主張した。

ソウル中央地検捜査本部(チョン・ビョンドゥ本部長)は6日に予定された最終捜査結果発表を月曜日の9日午前に延期すると明らかにした。検察は「用役業者介入有無の調査が終らないため調査を終えた後に一度に明らかにする」と説明した。だが検察内外では「週末大規模集会直前に捜査結果を発表するのが負担になるという判断が作用したのではないか」という観測も出てきている。この日午前までに検察は「用役職員が水砲を撃ったことと関連し、事実関係は概略整理された」として用役職員捜査と火災死亡事件を分離して処理する方針を示した。チョン・ビョンドゥ捜査本部長は「用役職員が水砲を撃った時点は19日であり、事故がおきた鎮圧作戦は20日の状況」として「二事件を別々に見る」と明らかにした。検察はすでに警察に刑事責任を問うのは難しいという最終結論を出しておいている状態だ。

一方ソウル中央地裁とソウル西部地裁はこの日、撤去民側弁護団が警察の採証録画資料と事故現場を保全してくれとして出した証拠保全申請を受け入れた。これに伴い裁判所はソウル警察庁に採証資料を要求する通知書を送った。ソウル西部地方裁判所チョン・インジェ判事は検事および弁護団が参観した中で現場を録画して証拠として確保した。

ソク・ジンファン,チェ・ヒョンジュン記者soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/337112.html

原文: 訳J.S