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‘外交部 特別採用’無感覚な駐米大使

登録:2010-10-14 11:19
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/443762.html

原文入力:2010-10-14午前09:50:55(884字)
ハン・ドクス大使 "十把一絡げ批判はやめて"
与野議員ら "不適切弁明" 叱責

クォン・テホ記者

外交通商部の特別採用人事論難が米国、ワシントンの駐米韓国大使館に対する国政監査でも焦点になった。

12日(現地時間)国会外交通商統一委員会の駐米韓国大使館国政監査で、議員らは外交部の特別採用人事不正問題に駐米大使館も無関係ではないと追及した。イ・ユンソン議員(ハンナラ党)が先ず人事不正と関連して「国民は腐っていると断定している」として「重要部署として駐米大使館も登場するが、大使意見はどうなのか」と尋ねると、ハン・ドクス駐米大使は「非常に胸を痛めている」としつつも「ただし全体的に十把一絡げに批判することが、ともすれば適切な手続きを踏み熱心に仕事をしている人の士気を低めないか心配」と答えた。

すると与野党の議員らの非難があふれた。ハンナラ党キム・ヒョジェ議員は「シジミ汁に腐った貝が少しでも入れば、その汁は食べられない」として「熱心に仕事をする人のためにも非合法的で不公正な採用はえぐり取らなければならず、大使はそのような覚悟を明らかにするべきだった」と話した。民主党シン・ナッキュン議員は「大使が消極的(遺憾)表現をして、無念と思う人に対して多くの説明をしたことは高位職にある人として正しい姿勢ではない」とし「謝罪し許しを請うべきで、弁解を優先するのは適切でない」と指摘した。

ナム・ギョンピル委員長(ハンナラ党)はハン大使に「海外で勤めていると国民の雰囲気をよく分からなくなりやすい」として「国内に来たら地下鉄で一度出勤してみることを薦める。国民が最近どれほど秩序意識があり、特権意識がないかを経験してみれば最近の反応を理解できるだろう」と話してまとめた。

ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S