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白頭山に数千匹 蛇 出現、大地震の前兆か?

登録:2010-10-13 09:50

原文入力:2010-10-12午後02:54:35(1105字)
朝鮮族自治州の安図県で9日、規模3.0の地震2回
"白頭山噴火すればアイスランドよりはるかに被害大きいだろう"

←白頭山天池 衛星写真.

白頭山周辺で最近 地震発生回数が増え、最近は数千匹の蛇の群れが出現し住民たちが大地震の前兆ではないかと不安に震えている。

白頭山麓に位置する中国延辺朝鮮族自治州の安図県で9日、規模3.0以上の地震が2回発生したと<連合ニュース>が吉林新聞など現地言論を引用し11日 報道した。これら言論によれば、9日午後 1時45分 安図県で規模3.7の地震が発生し、午後2時7分頃 同じ地点で規模3.2の地震が発生した。

特に地震発生2日前の去る7日午後1時頃から白頭山に隣接した吉林省、白山市とインチョンツージンを結ぶ道路5km区間に数千匹の蛇の群れが出現した。ある住民は「通行車両に踏まれ圧死した蛇だけで700余匹」として「道路周辺に蛇の群れがうようよしている上に死体から出る腐臭のために耐え難いが、何より地震などの大災難を予告するのではないかという不安感がより大きい」と伝えた。

<連合ニュース>によれば、この日の地震で人命被害はなかったが通化と和龍、延吉など近隣地域で感知できる程に振動が激しく、安図県の一部家屋に亀裂がが入ったり破損する被害が発生した。‘白頭山下一番地’と呼ばれる安図県二道白河の各級学校は学生たちを待避させ下校させた。

<連合ニュース>は白頭山一帯では1999年から今まで計3千回余りの地震が発生し、最近になって地震発生が頻繁になりながら白頭山の再爆発に対する憂慮が出てきている。中国地震当局の統計によれば、2002年7月以前まで天池周辺火山地区で発生した地震は月平均30回余りに過ぎず、震度も規模2.0を越えなかったが、2003年6月と11月、2005年7月には各々月250回余り発生するなど最近になり地震発生頻度が高まっているという。

ユン・ソンヒョ釜山大教授は去る6月、気象庁が主催した‘白頭山火山危機と対応’セミナーで「最近、白頭山一帯で発生した地震が過去に比べ10倍以上頻繁になり、天池の地形が少しずつ盛り上がり天池と近隣の森で火山ガスが放出されている」とし「近い将来、白頭山が噴火する恐れがあり、噴火すれば航空大乱を招いたアイスランド火山より被害がはるかに大きいだろう」と警告した。

eニュースチーム

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/443392.html 訳J.S