原文入力:2010-10-08午前11:15:15(908字)
チョ・ヒョノ発言 波紋
ホン・ソクチェ記者
←チョ・ヒョノ警察庁長官が7日午前、ソウル、渼芹洞警察庁舍で開かれた国会行政安全委員会国政監査で導入推進中の集会・示威鎮圧用‘指向性音響装備’(別名 音響大砲)に対する議員らの質問に答えている。 キム・ジンス記者 jsk@hani.co.kr
チョ・ヒョノ警察庁長官が、人体有害性論難の中で導入推進中の集会・示威鎮圧用‘指向性音響装備’(別名 音響大砲)に対し 「こういう類の装備は安全性検査をしない。銃器の安全性検査をしないのと同じだ」と話し論難が起きている。
チョ庁長は7日、ソウル、渼芹洞の警察庁舍で開かれた国会行政安全委員会国政監査で、チャン・セファン民主党議員が‘指向性音響装備に対する安全性検査をしたことがあるか’と尋ねる質問に このように答えた。
チョ庁長は「装備導入を推進しながら、ソウル大ニューメディア・通信共同研究所に性能検査を依頼したが、安全性検査はしなかった」として「警察が‘安全性検査をして危害性がない’と言ったとすれば誤りがあるようだ」と話した。
先立って去る4月、ソウル警察庁長官だったチョ庁長は警察庁にこの装備の導入を建議しながら出した‘指向性音響装備の指向性・安全性実験結果’で、ソウル大学校ニューメディア・通信共同研究所の実験を根拠に‘安全性は使用時に産業保健基準内で活用すれば安全’と明らかにした経緯がある。
これに対し、人権運動サランバンのミョンスク常任活動家は「安全性検査が必要ないとして銃器に例えて話すのは、国民を敵と考える発想であり、これは国民を相手に警察が宣戦布告をしたことに他ならない」とし「警察庁長官の人権意識がこういう状態で音響大砲の導入を推進することは大きな問題」と話した。
ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/442756.html 訳J.S