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タバコを吸った52才チンパンジー‘天国へ’

登録:2010-10-08 08:00

原文入力:2010-10-07午後08:03:09(833字)
一般チンパンジーより長く生きた

キル・ユンヒョン記者

←‘チャーリー’ (AP/ニューシス)

喫煙は動物の健康にどんな影響を及ぼすだろうか?
この質問に答える唯一の主人公である南アフリカ共和国のタバコを吸うチンパンジー‘チャーリー’(写真)が52才の年齢で最近亡くなったと英国日刊<テレグラフ>が6日報道した。

チャーリーが生きた南アフリカ共和国マンガウル動物園スポークスマン コンディルレケダマはチャーリーの死亡の便りを伝え 「動物園でチャーリーがタバコを吸えないように厳しく取り締まったが、人々が継続して火のついたタバコや吸殻を投げたために習慣を直すことができなかった」と話した。動物園は「喫煙がチャーリーの死亡にどんな影響を及ぼしたかはまだ不明で、正確な死因を明らかにするために解剖検査を実施する予定」と明らかにした。

チャーリーが世界的に有名になったのは、人がタバコを吸う姿をまねるように2本の指を口に当て吸殻を求め歩く動画が紹介されてからだ。動画が紹介された後、動物園は喫煙を禁止し、チャーリーは以後 自身の喫煙習慣を隠すために努力したと伝えられた。

チャーリーがどうして喫煙習慣を持つようになったか正確には分からない。ただし、動物園では彼が米国サーカス団で仕事をしていた当時、観客たちを楽しませるためにタバコを吸うまねをしてタバコを身につけてしまったのではないかと推測している。2007年に出版されたハーバード大学の報告書によれば、野生状態でのチンパンジーの寿命はせいぜい15年で、ただ7%だけが40才まで生きると知られている。

キル・ユンヒョン記者 charisma@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/442753.html 訳J.S