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高麗大, 解明要求高校に ‘威圧的公文書’

登録:2009-02-05 09:30

原文入力:2009-02-05午前07:35:07
“疑惑提起し混乱引き起こせば 他の学生被害心配”
返事遅くて電話するや “業務妨害”…教師ら‘痛憤’

高麗大学校が2009学年度随時2学期一般選考に関する相次ぐ疑惑提起に対して、明確な説明をせず言論のせいにして一貫して持ちこたえているかと思えば、解明を要求する高校に逆に威圧的な公文書を送ることさえして、一線学校教師たちが抗議もまともにできないまま痛憤の思いでいる。

ソウル C女子高は高麗大政経大学に志願した生徒4人のうちで成績が最も良い生徒が不合格になり、昨年10月28日学校長名で公式文書を高麗大に送り説明を要請した。この学校の3学年部長のチャン・某教師は「1段階選考結果発表後、落ちた生徒の担任が高麗大に訪ねて行ったが‘非教科領域で当落が分かれた’という言葉だけ聞いた」として「とうてい納得できなく学校長名義の公文書に志願学生たちの教科・非教科領域資料まで添付し説明を要求した」と話した。 20日を過ぎても返事がないのでチャン教師は高麗大入学処に電話をすると「あなたが何だと言って他人の入試にまで関与するのか」として「業務妨害をするということか」という声まで聞かなければならなかったと話した。

高麗大は公文書を送ってから1ヶ月余り後の昨年11月27日、A4一枚の答弁書をC女子高に送った。答弁書には「成績処理基準に然るべく処理をした」として「1段階合格者が論述考査にまい進しなければならない時期なので事実でない疑惑を提起し混乱を引き起こせば他の学生の被害が心配」になると書いた。同時に「募集要綱に案内した内容以外の質問書関連の部分に対しは返事を差し上げることはできない」として具体的説明は回避した。チャン教師は「公文書内容が説明を繰り返し要求するならば合格した他の学生3人に被害を与えることもありうるという意味を表わしたものと受け取れた」として「学校長名義で総長に公式質問したのにこのような傲慢不遜な態度で対応することに驚いた」と悔しさを爆発させた。

高麗大を相手に‘入学選考中止仮処分申請’を準備した全国進学指導協議会教師たちも高麗大から似た対応を体験して訴訟をあきらめた。 協議会教師5人は先月15日ソ・テヨル高麗大入学処長との懇談会に参加した。高麗大側要求で設けられた席だった。この席でもソ・テヨル処長は‘入学選考には何も問題がない’,‘言論が悪意的報道を継続し事態が悪化した’という言葉だけを繰り返すだけで納得できる説明を聞くことはできなかったと教師たちは話した。

ソウル進学指導協議会長チョ・ヒョワン教師は「進学担当教師たちが‘第3の機関に任せて高麗大が随時2学期選考で利用した教科・非教科算出システムをシミュレーション(模擬実験)してみよう’と提案したが、この提案も拒絶された」と話した。彼は「一線高校と生徒たちは大学の前に弱者にならざるをえない」として「1段階を通過した生徒たちと来年高麗大に志願する学生たちのために訴訟をあきらめるほかはなかった」とため息を吐いた。 ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/336983.html

原文: 訳J.S