原文入力:2010-10-04午前09:00:04(959字)
"アルカイダ攻撃の可能性"
フランス・ドイツなど‘テロ非常’
リュ・ジェフン記者
フランス、ドイツなどヨーロッパ国家に対するテロ危険警告が相次いでいる。
米国国務部は3日 「現在までに収集された情報によれば、アルカイダと関連テロ団体らのテロ攻撃計画が続いている」とし、ヨーロッパに居住したり現地を旅行する米国人に交通要衝などの公共場所で普段の水準以上に個人身辺安全に留意するよう勧告した。国務部の今回の警告は、訪問禁止警告より一段階低い旅行注意令に該当する。
英国外務部もこの日、フランスとドイツ内の自国民たちにテロ威嚇警戒令を‘一般’水準から‘高い’に一段階上方修正するとし、米国国務部の措置に続いた。テリサ メイ英国内務長官は、英国内でのテロ危険は攻撃可能性が高いという‘深刻’段階を継続維持していると明らかにした。
これと関連して先月14日と24日の2度 エッフェル塔に対するテロ威嚇で待避騒動をおこしたフランス政府は、米国などのこういう措置が自国の勧告により下されたものだと明らかにした。フランス外務部ベルナール バレーロ スポークスマンはこの日 声明を通じて「フランスがフランス国民に対し取ったテロ警戒令と同一線上で米国国務部も米国人にヨーロッパでの潜在的テロ攻撃危険に対し注意令を発令した」と話した。
先月末、米国の対テロ官吏たちは、パキスタンと北アフリカ出身テロ分子らが2008年インド、ムンバイで起きた同時多発的無差別テロ攻撃と類似の方式で公共場所に対する武装攻撃を企図する可能性があるという憂慮を表明した経緯がある。ヨーロッパの安保関係者たちも、去る8月末からパキスタンを根拠地にした武装勢力がヨーロッパ国家らを対象に同時多発的テロを謀議し、特にフランスを目標にしたテロ計画が進行しているとしながら、こういうテロ計画がアルカイダ最高位層の指示に従ったものと指摘した。
リュ・ジェフン記者 hoonie@hani.co.kr
原文: 訳J.S