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外交部の‘瑤池鏡(訳注:覗きカラクリ,万華鏡)’特別採用

登録:2010-10-02 09:40
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/441885.html

原文入力:2010-10-01午後10:28:52(1141字)
資格・語学 足りなくとも‘裏口合格’
行安部 "疎明を経て人事処置"

キム・ギョンウク記者、イ・ヨンイン記者

外交通商部がユ・ミョンファン前外交部長官とチョン・ユンチョル前監査院長など外交官と高位公務員の子供など10人を特別採用し、英語成績表を提出しなかった受験生を採用したり、面接委員を恣意的に選定していた事実が行政安全部監査で確認された。外交部で仕事をする外交官の子供らの大部分は駐米大使館など‘人気公館’に配置されたことも明らかになった。

最近‘特別採用論難’と関連して外交部を相手に特別人事監査を始めた行政安全部は「去る10年間に外交部に特別採用された外交官の子供8人と、言論などが疑惑を提起した9人など計17人に対し監査を始めた結果、10人を特別採用する過程で資格の至らない者を採用したり、面接委員を任意に委嘱するなどの問題点が発見された」と1日 明らかにした。

監査結果によれば、ユ前長官の娘は今年に先立ち2006年契約職特別採用の時も英語試験成績票を半月ほど遅く出したのに採用されたと調査された。去る6月チョン・ユンチョル前院長の娘を6級として採用する時、外交部は内部決裁などの手続きを踏まないままチョン氏に有利なように任意に面接委員を選定し委嘱した。

2006年5級特別採用をする時は、前職外交官の娘ホン・某氏が脱落するや他の合格者を6級にした級数低め任用した後、ホン氏を5級として採用することもした。ホン氏の夫パク・某氏と前職外交官の息子キム・某氏も翌年に同じ方式で5級に特別採用されたことが今回の監査で明らかになった。

資格要件を備えていない志願者を合格させることもした。前職外交官の息子キム・某氏は‘契約職公務員’経歴だけ持っていたのに、2007年一般職公務員を対象にした5級特別採用で合格し、同年 契約職5級に採用されたカン・某氏は書類選考も経ずに採用された。

行安部は新任外交部長官と協議し、関連人事担当者は懲戒し不当に採用された公務員は人事措置をする方針だ。今回の監査で問題点が発見された10人の内、去る9月に辞表を出したユ前長官の娘を除く9人は今も外交部で仕事をしている。

今回の監査過程で特別採用や公開採用で選抜された外交官の子供たちは米国・日本など人気在外公館や主要部署に主に配置されたことが分かった。

キム・ギョンウク、イ・ヨンイン記者 dash@hani.co.kr

原文: 訳J.S