原文入力:2010-10-01午後10:45:20(1316字)
教科部 初めて新入生・就職率公開
イ・ユジン記者
新入生の中で外国語高校・国際高出身者の比率が最も高い大学は延世大であることが分かった。外国語高校など特殊目的高校出身新入生比率が高い上位10大学の中で8ヶ所は入学査定官制先導・優秀大学だった。
教育科学技術部は1日、全国4年制一般大と専門大の就職率、新入生の出身高校類型などを分析し発表し、大学別現況を大学情報公示サイトである‘大学アルリミ’(www.academyinfo.go.kr)を通じて公開した。
今年初めて公示された全国4年制一般大の今年度新入生35万8295人の出身高校類型別現況を見れば、特別目的高校出身新入生(1万4539人)の68.2%が首都圏大学に進学したことが分かった。特別目的高校の中で外国語高校・国際高出身学生たちの首都圏大学進学率はさらに高く79.5%に達した。科学高校の首都圏大学進学率は57.3%で外国語高校・国際高より低かった。これは科学高校出身学生たちが韓国科学技術院(KAIST)等、地方にある理工系名門大に多く進学するためと解説される。
特別目的高校出身を多く選抜した上位10大学の中で秋渓芸術大と韓国体育大を抜いた残り8大学は全て入学査定官制先導・優秀大学だった。入学査定官制は成績中心の選抜から抜け出し、情熱と潜在力を持った学生たちを選ぼうとの趣旨で導入されたが、趣旨と外れて運営されているという指摘を受けた。
外国語高校・国際高出身入学者が最も多い大学は延世大で、5人中1人の割合(21.1%)だった。続いて韓国外国語大(19.6%),高麗大(17.9%),西江大(15.9%)等の順だった。
また、昨年8月と今年2月の全国524高等教育機関(専門大含む)卒業者53万9996人を対象に就職率を調査した結果、26万7003人(55.0%)が就職したと集計された。4年制大学卒業者就職率は51.9%、専門大卒業者就職率は55.6%だった。今回の就職率統計は就業者の中で職場健康保険加入者のみを対象になされた。昨年までは大学が自ら調べ報告する方式であったが、これに伴い‘就職率膨らませ’論難が絶えなかった。
大学別就職率を見れば、卒業生が3000人以上の4年制一般大の中ではソウル科学技術大が69.4%で最も高く、成均館大(65.2%),高麗大(64.6%),延世大(64.0%),漢陽大(60.8%)等が後に続いた。
性別では女性の就職率が低いと調査された。4年制一般大卒業者の中で男性の就職率が55.7%であるのに比べ、女性は47.9%で男性より7.8%低かった。
教科部は今後、就業者の雇用維持状態を把握できる‘健康保険連係維持就職率’を別に調査し、大学財政支援事業選定・評価指標として活用する方針だと明らかにした。
イ・ユジン記者 frog@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/441829.html 訳J.S