原文入力:2010-09-29午後10:37:26(1851字)
イム・スジョン 10月2~3日‘K-1ファイナル16’出撃
日本 谷村 対決… "自分のスタイルで勝つ"
チョン・ユギョン記者
←イム・スジョン(24)
"K-1初の女性ファイターに相応しい舞台をリリースしたいです。" 国内で開かれる歴代最大規模格闘技大会である‘K-1ダブル インパクト ファイナル16’大会参加を前にして‘美人ファイター’イム・スジョン(24)の覚悟は彼女の拳のように頑丈だった。
チェ・ホンマンが不振に陥った後、国内で恨をはらし、冷めたK-1熱気を甦らせるのは他でもない女子格闘技選手イム・スジョンだ。彼女は不毛に近い女子格闘技界ですい星のように浮び上がったスターだ。2008年‘The Khan’大会で177㎝の長身のオーストラリア アシリワと正面対決し暴風のようなパンチで相手の顔を血まみれに染めTKO勝ちを奪い‘男に劣らない競技’で有名になった。続いて昨年には女子として初めてK-1に出場し初優勝を勝ち取った。K-1主催社であるFEGの谷川貞治代表は彼女について「女子格闘技界のキム・ヨナのような存在」と絶賛した。実力と美貌を兼ね備えた彼女にかけられた期待は重い。「昨年の初出場で思ったほど良い競技内容をお見せすることができなくて今年は必ず挽回しなければと考え悲壮に準備しています。」
彼女は「チェ・ホンマン選手がいる時は関心も高かったが残念だ」としつつも「だが、別の見方をすれば派手だったバブルが消えて、より強固に格闘技が位置する過程だろう」と楽観した。女子格闘技軽量級で一緒に活動するハム・ソヒなど立派な選手に挙げた彼女は「規模に比べヒケをとらない良い選手たちがたくさん出ていて見通しは明るい。数年後には世界市場でもヒケをとらない硬い市場になるだろう」と話した。
10月2日‘K-1ワールド グランプリ ファイナル16’に続き、3日 国内で初めて開かれる‘K-1ワールド マックス ファイナル16’まで2つの大会が一度に行われる。年末に行われるワールド グランプリ ファイナルに出場する8人の選手を選ぶ16強戦の‘K-1ワールド グランプリ ファイナル16’は2007年から毎年韓国で開かれてきたが、トーナメント式大会の‘K-1ワールド マックス ファイナル16’は国内では初めてだ。マックス ファイナルにはジョルジオ ペトロシアン、アルトゥル キセンコなど錚々たるスターたちが出場する予定だ。韓国選手ではイ・スファン、イム・スジョンがリングに上がる。
谷村郁江(32・日本)と正面対決するイム・スジョンが今回のマックス ファイナルでも勝利をおさめるならばK-1 3連勝だ。イム・スジョンは3月、日本遠征戦で日本のチャンピオン佐々木仁子と対決し勝利し上昇勢いに乗っただけに日本のJ-少女バンタム級6位の谷村との競技でも優勢が占われる。「谷村選手の競技映像などが多くないので、誰と会っても確実に勝てる自分のスタイルを確かにすることに注力した」という彼女はこの頃、一日中 8時間の強行訓練で満たしている。イム・チビン、チェ・ウヨンなど国内トップ級の男子選手たちとも訓練を共にしている。
"7年前に痩せようと思い体育館に行き、思ったよりおもしろくて格闘技選手になった" という入門記で知られた彼女には女性ファンも多い。「格闘技と言えば男の運動という印象が強いが、ダイエットとして接近し、選手になったケースを見て女性たちがたくさん興味を持って訪ねてきて下さいます。」彼女のミニホームページにはダイエットの秘訣とか格闘技に入門する方法を尋ねる女性ファンらで混みあっている。「‘美女ファイター’という話は負担だが、アンチであれファンであれ、ひとまず格闘技に関心を持ってくれるよう私も応じようと努力しています。ミニホームページに写真も熱心に上げて….(笑い)」
二度の鼻骨骨折で生じた恐怖も克服した彼女の目標は、世界チャンピオン。「熱心に準備して見せられる舞台にしなければならないが、国内舞台が少なくて残念です。今は近い日本の舞台に挑戦しワールド タイトルを握ることが目標です。」チョン・ユギョン記者 edge@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/441510.html 訳J.S