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‘より単純で速くなった’エクスプローラ9

登録:2010-09-17 08:40
http://www.ie9html5.com

原文入力:2010-09-17午前04:49:04(996字)
MS, 2011年初め 正式バージョン リリース

ク・ポングォン記者

マイクロソフト(MS)が16日、新しいウェブブラウザである‘インターネット エクスプローラ9’ベータ版を発表した。この日、韓国語をはじめ世界33言語で同時に発表されたエクスプローラ9ベータ版はホームページ()からダウンロードでき、来年初には正式バージョンがリリースされる予定だ。

エクスプローラ9も‘より単純で速く’というウェブの最近の流れを反映している。ブラウザーのメニューが単純になり速度が速まったことが特徴だ。実際にエクスプローラ9はブラウザー上部の各種操作ボタンを除去し、しばしば使う‘戻る’ボタンはより大きくした。絶対に必要な操作ボタンだけを残しウェブページが表現される領域をそれだけ拡大したというのがMSの説明だ。

MS側は「ウェブブラウザがこの間、個人用コンピュータ(PC)の10%程度の資源だけを使い続けたとすれば、エクスプローラ9はPCの性能を最大限に活用し速い速度を実現することを目標に改善した」と明らかにした。エクスプローラ8までは、中央処理装置(CPU)にのみ依存してコンテンツを表現してきたが、新しい製品ではグラフィック プロセッサ(GPU)も駆動させ動画やグラフィックが多いサイトでも速度がはるかに速くなったということだ。エクスプローラ9は次世代ウェブ標準(HTML5,CSS3)を支援し、開発者が特定ブラウザーのために別途の作業をする必要が無いようにし、使用者も特定コンテンツを利用するために別途のプログラムを設置することが大幅に減る。ウェブ標準と保安も大幅に強化されたとMS側は強調した。

だが、国内ではMSの最新型ブラウザーの紹介より保安威嚇が露出した古いブラウザーを退出させることが緊急な問題に挙げられる。発売されて10年目で保安威嚇が露出したままハッキング経路として使われているエクスプローラ6が国内では相変らず占有率が最も高い‘1等ブラウザー’であるのが現実だ。

ク・ポングォン記者 starry9@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/440168.html 訳J.S