原文入力:2010-09-14午後02:32:58(977字)
政府が今後、北韓にコメの代わりに米粉やパック入りご飯、コメ粉ラーメンのような加工食品を支援する方案を検討していることが分かり論議が起きている。
<朝鮮日報>は14日「コメは保管期間が長く軍用に転用しやすいが、米粉やパック入りご飯、コメ粉ラーメンもような加工食品は長くは保管しにくく‘2号倉庫’(軍用米倉庫)に入らず住民たちに渡される可能性が大きい」という政府当局者の話を伝えた。この当局者は「今回の水害支援(5000t)の他に、秋夕離散家族対面などが終われば追加で食糧を支援しなければならない状況になりかねない」として、このように話した。政府当局者のこういう考えは脱北者たちの中で南側から支援した米を受け取ったと答える人は珍しい反面、前線の北韓軍部隊では大韓赤十字マークの付いたコメ袋が目撃されているだけに、コメが軍用として使われることを防ごうとの趣旨だと<朝鮮日報>は説明した。
これに対しパク・チウォン民主党非常対策委代表は‘口尚乳臭(経験不足の青二才)’の発想だと批判した。パク代表はこの日午前、国会で開かれた政策議員総会で「パック入りご飯を送ろうということは全くもって口尚乳臭の李明博政府らしい発想」とし「パック入りご飯を送れば軍人が食べられないのか、本当に情けない」と話した。
彼は政府が米5000tを大韓赤十字社を通じて支援することにしたことに対しても「途方もない5000トン」として、規模があまりに足りないと指摘した。彼は「すでにヒョン・インテク統一部長官に1万tを支援しようとするなら長官の家に送れと言ったが、5000tでは長官にもあまりに少ないようだ」として「最小限40万~50万トンは支援することができるよう継続的に広報し政府に要求しなければならない」と話した。
大韓赤十字社は先立って13日に記者会見を行い、北韓に米5000tとカップラーメン300万ヶ、セメント40kg入り25万袋など救護物資を確定したと発表した経緯がある。
eニュースチーム
原文: 訳J.S