原文入力:2010-09-13午後07:44:00(1137字)
1審 罰金刑 宣告 "控訴する"
ソン・ギョンファ記者、キム・テヒョン記者
←現政権の国政運営を批判する‘時局宣言’発表を主導し、国家公務員法違反疑惑で起訴されたチョン・ジンフ(写真中央)全国教職員労働組合委員長が13日午後、ソウル、瑞草洞、ソウル中央地裁で罰金300万ウォンを宣告された後、控訴するという意向を明らかにしている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr
教師たちの‘時局宣言’を主導した疑惑で起訴されたチョン・ジンフ全国教職員労働組合(全教組)委員長に、裁判所が有罪を認め罰金300万ウォンを宣告した。時局宣言関連全教組教師たちに1審で無罪を宣告した一部判決も控訴審で相次ぎ有罪にひっくり返ったうえに、核心人物であるチョン委員長にも有罪が宣告され大法院の最終判決に関心が集まっている。
ソウル中央地裁刑事合議36部(裁判長 チョン・ハンイク)は13日、国家公務員法違反などの疑惑で起訴されたチョン委員長に罰金300万ウォンを、残りの教師たち23人には罰金70万~200万ウォンを各々宣告した。同裁判所はまた、時局宣言を支持した疑惑で起訴されたヤン・ソンユン全国公務員労働組合(全公労)委員長など公務員8人にも罰金100万~200万ウォンを宣告した。
裁判所は判決文で「教師たちの時局宣言は、全教組が法の許容する枠を越え特定政治勢力と連係し政府を圧迫し影響力を行使するための政治的意志を表現したもので、集団的政治活動」とし「社会の葛藤と混乱を加重させる憂慮が大きい点まで考慮すれば時局宣言は公益に反する目的のための集団行為」と明らかにした。
裁判所は続けて「実定法に違反してまでも自分たちの政治的意志を表現することは民主社会に進むために必須的に要請される適法手続きを否定することで非難可能性が少なくない」とし「時局宣言が教育界をはじめ社会全般に及ぼした波紋などを見る時、厳正な処罰が要求される」と判断した。
これら教師と公務員は2009年6月、政府政策に反対する教師たちの時局宣言を主導した疑惑で起訴された。この日の宣告後、チョン委員長は「あたかも検事の起訴状をそのまま読むような裁判所の判決に強く遺憾を感じる」として「時局宣言の正当性はこれまでに十分に立証されたので控訴し再び判断を受けるだろう」と話した。
ソン・ギョンファ記者 freehwa@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/439607.html 訳J.S