原文入力:2009-02-03午後07:13:09
“客観的資料出さなければ”…倫理委 真相調査 繰上げ
ユ・ソンヒ記者
高麗大の2009学年度随時2-2一般選考1段階で外国語高校の生徒たちが大量に合格し同じ学校でも教科・非教科領域点数がより良い学生が落ちたこと(<ハンギョレ> 2日付1面)と関連し、韓国大学教育協議会(大教協)が高麗大の追加解明が必要だと明らかにした。大教協はまた当初、今月末に予定していた倫理委員会の真相調査日程も操り上げることにした。
大教協関係者は2日「‘高校内申だけで選抜した高麗大の1段階選考で全国26外国語高校志願者10人中6人の割合で合格し、高校等級制疑惑がある’という指摘に対して高麗大が解明しなければならないと見る」として「まだ高麗大に追加解明を要求してはいないが(外国語高校合格生の)具体的な統計まで発表されただけに高麗大もこれを解明する客観的な資料を出しておかなければならないのではないか」と話した。この関係者は「大教協の基本的立場は入試は大学自律に任せるということだが、高麗大が初めから責任をもって解明していればこういう状況までならなかっただろう」と批判した。
大教協はまた高麗大の高校等級制疑惑に対して、すべての入学選考が終えられる来る23日以後に調査することにしていた当初日程を操り上げ倫理委員会をできるだけはやく開くと明らかにした。大教協関係者は「教育科学技術部でも波紋が広がることを防ぐためにも大教協が調査日程を操り上げたら良いという意を伝えてきた」として「こういう世論がソン・ビョンド会長にすでに報告され、これに伴い倫理委員会招集日程が予想よりはやくなるだろう」と話した。この関係者は「大教協も今回の高麗大事態を大教協の大学入試業務掌握能力を検証する定規として判断しているだけに最善を尽くして調査を始めるだろう」と明らかにした。 ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr