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入学査定官制 特恵調査する

登録:2010-09-11 08:48
https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/439268.html

原文入力:2010-09-10午後07:18:02(774字)
イ・ジュホ教科部長官 明らかに
私学紛争委 専門委員 導入検討

イ・ジュホ教育科学技術部長官は10日、韓国大学教育協議会(大教協)との協議を経て入学査定官制を運営する主要大学の入試公正性と信頼性確保現況に対し実態調査を行うと語った。

イ長官はこの日午後、ソウル、世宗路、政府中央庁舎で記者らと会い「入学査定官制が最近問題になっている公務員特別採用制度のように悪用される恐れがある」とし、このように明らかにした。

これに伴い、教科部と大教協は教授および教職員の子供が特恵を受けた事例があるか、特恵論難を避けるための制度的手続きを用意したかなどを調査する計画だ。イ長官は「制度準備が不十分な大学は大教協がコンサルティングを行い、もし特恵を与えた疑惑が提起された場合には教科部次元で監査を実施し行政制裁も行う」と話した。

イ長官は私学紛争を煽っているという批判を受けている私学紛争調停委員会(私紛委)に対しては「私紛委の専門性を補完する必要があり、専門委員制度導入を検討している」と明らかにした。専門委員制度は私紛委員らが審議する前に私学問題に専門性を持った専門委員の事前検討を経るようにする内容だと知らされた。

イ長官はまた、最近、クァク・ノヒョン ソウル市教育長などが推進している体罰禁止方針については「体罰禁止の程度を巡り各界世論を取りまとめており、今年中に法制化まで完了する計画」とし「学校現場の混乱がないよう市・道が教科部と歩調を合わせて欲しい」と話した。

チン・ミョンソン記者 torani@hani.co.kr

原文: 訳J.S