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"貯水池堤防 嵩上げ、4大河川 水質悪化 招来"

登録:2010-09-07 15:57
https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/438613.html

原文入力:2010-09-06午後10:21:14(914字)
事業対象 96ヶ所中 91ヶ所
支流より 水質さらに悪い
民主 チョン・ボムグ議員 主張

ソン・ホジン記者

政府が4大河川渇水期に水を放流する目的などで推進する貯水池堤防の嵩上げ事業がむしろ4大河川の水質を悪化させるという指摘が出た。

国会農林水産食品委員会所属チョン・ボムグ民主党議員が6日、韓国農漁村公社から提出させ公開した‘96ヶ貯水池および4大河川支流 水質調査現況’によれば、堤防嵩上げ事業対象の計113ヶ貯水池の内、4大河川流域に位置する96ヶ中 91ヶ貯水池の水質が4大河川支流の水質等級より1~4段階 悪いことが分かった。

特に錦江流域の秋風嶺貯水池の場合、水質が‘悪い’である反面、支流の秋風嶺川下流の水質は4段階高い‘非常に良い’であることがわかった。洛東江流域の三嘉・新豊・砥平、漢江の薪徳貯水池なども支流の水質より3段階さらに低かった。

農林水産食品部と農漁村公社は去る7月、貯水池の堤防嵩上げ事業と関連して「堤防を高め追加で確保された水資源を活用し不足した農業用水を補充し、残る水は渇水期河川に流せば小河川の生態系と4大河川の水質が改善されるだろう」と明らかにした経緯がある。

しかし、チョン議員は4大河川支流の水質より大部分が悪いと調査された貯水池の水が流れれば水質が悪化すると憂慮する。

チョン議員は「管理基準自体が低い低級水を支流を通じて4大河川に流すという発想自体が間違い」としながら「渇水期に貯水池の水を供給しようとすれば堤防嵩上げに先立ち貯水池の水質悪化を招く汚染源を除去する努力が先行しなければならない」と話した。チョン議員は「結局、堤防嵩上げ事業が4大河川への引水事業ではないのか」と疑った。これに対し、農林水産食品部4大河川事業関係者は「事実関係を確認してみる」と答えた。 ソン・ホジン記者 dmzsong@hani.co.kr

原文: 訳J.S