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原文入力:2010-08-30午後07:59:33(1233字)
ソウル市、共同住宅管理規約 13年ぶりに改定
管理費 内訳・入居者代表会議など詳細公開

キム・ギョンウク記者

←ソウル市共同住宅管理規約準則 主要内容

ソウル市内アパート管理費の収入・支出内訳、入居者代表会議の会議過程が住民に公開されるなどアパート管理と関連した不正を遮断する方案が推進される。

ソウル市はこの間、管理事務所と入居者代表会議が事実上独占し不正が絶えなかったアパート管理の透明性を高めるために‘ソウル市共同住宅管理規約’を13年ぶりに改定したと30日明らかにした。

新しい規約によれば、ソウル市は包括的にのみ公開してきたアパート管理雑収入と中間管理費、長期修繕内訳などに対する収入と支出内訳を件別に毎月一回 詳細に公開することにした。単一アパート管理費会計プログラムを開発し、来年下半期にすべてのアパートに普及させ、これをソウル市共同住宅ホームページに掲載し管理費を他のアパートと比較することができるようにする方針だ。

ケーブルTVやインターネットなどで入居者代表会議の会議内容を公開するようにし透明性と責任性を強化し、再開発・再建築など整備事業の不正を阻むために整備事業組合役員が最初の入居者代表会議会長と監査に選任されることができないようにした。施設老朽化などに備え管理費とは別に徴収した長期修繕引当金も２年に１回以上、管轄区庁長の指導・監督を受けるよう明文化した。

住民たちがアパート管理に活発に参加できる方案も用意した。ソウル市はアパートの所有者や借家人、分譲・賃貸混合団地の事業主体など、どこの誰でも関係なく共同住宅管理に参加することができるよう入居者代表会議案件発議権とコミュニティ事業提案権を与えることにした。アパート瑕疵補修などと関連して入居者が直接工事業者選定に参加する住民参加検収制を導入し、労務費と財務費をはじめ一般管理費や利潤などを明示した標準入札内訳書により事業者を選定するようにし欠陥工事と工事費超過支出などを防ぐ計画だ。

ソウル市はこういう規約の定着のために以後4年間に182億ウォンを投資する方針だ。地域住民たちが疎通する空間を拡充するために新しく建設するアパートには敬老堂、保育施設、図書館などコミュニティ施設を世帯当り現行0.3～0.6㎡を1.3㎡に拡大することにした。

共同住宅管理規約はアパート管理全般に対する標準規約であり、ソウル市が制定し各区に配布すれば、アパート別に意志決定機構が自律的に採択し運営する。法的強制力はないが訴訟や紛争が発生した時の判断の根拠としての効力は持つと市は説明した。

キム・ギョンウク記者 dash＠hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/437449.html 訳J.S