原文入力:2010-08-26午前11:20:09(947字)
カーター 平壌訪問中にも拘わらず3ヶ月ぶりに再び中国行‘異例的’
政府関係者 "正確な行先と目的 把握中"
←(※過去映像)4年4ヶ月ぶりに訪中した金正日北韓国防委員長が5月3日黒サングラスをかけたまま大連のプリファホテルを出ている。 大連/AP共同通信連合ニュース
金正日北韓国防委員長が26日明け方、専用列車便で中国を訪問したことが分かった。
政府高位関係者は「キム委員長が今日明け方、東北3省側に行った兆候がある」として「色々な角度から見守っている」と話した。別の関係者も「キム委員長が今日明け方、訪中したという兆候が捉えられた」として「正確な行先地と目的などに対しては把握中」と明らかにした。
キム委員長は去る5月3~7日、4年ぶりに電撃的に訪中し北京で胡錦濤国家主席と首脳会談を持った経緯がある。今回の訪中が事実ならばキム委員長は3ヶ月ぶりに再び中国を訪れたわけだ。専門家たちはキム委員長の異例的な今回の訪中が後継問題と関連している可能性が高いのではないかという観測を出している。キム委員長は去る2000年と2001年、2004年、2006年、2010年5月などこれまで5回にわたり中国を訪問したことがある。
キム委員長の今回の訪中はジミー・カーター前米国大統領がゴムズ釈放問題で平壌を訪問した状態でなされたことであるため、より一層の関心を引いている。大統領府関係者はキム委員長がカーター前大統領を平壌へ呼び、中国を訪問した理由について「だからこそ、一層意外だ。後継問題のためなのか…よく分からない」と話した。
専門家たちは最近中国が主導する6者会談再開問題などを含め北核問題協議のために訪中した可能性と、最近になって国際社会の制裁と水害などで加重されている経済難を突破するため中国に助けを乞うために訪中した可能性も提起している。一部ではキム委員長が健康問題で突然訪中した可能性もあると指摘している。
eニュースチーム
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/436838.html 訳J.S