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[福祉部長官候補者 聴聞会] 米国国籍の娘の健保恩恵論難にチン・スヒ "公団が資料を直さなかったせい"

登録:2010-08-24 10:16

原文入力:2010-08-23午後07:44:24(972字)
 5年間に5億預金‘未申告収入’疑惑
アパート売買‘ダウン契約書’追及も

キム・ヤンジュン記者、タク・キヒョン記者

23日に開かれたチン・スヒ(写真)保健福祉部長官候補者に対する人事聴聞会では、チン候補者の財産、子女の韓国国籍放棄、無資格健康保険恩恵などに対する野党議員らの追及が続いた。

チョン・ヒョンヒ民主党議員は「去る5年間、チン候補者の預金額が5億4000万ウォン程 増えたと分析されたが、これはチン候補者の収入で貯蓄できる最大額である5900万ウォン余りの9倍を越える規模」としつつ「人事聴聞資料で提出されなかった巨額の未申告収入があるのではないかという疑惑がある」と主張した。

同じ党のチェ・ヨンヒ議員は「チン候補者は昨年、ペク・ヨンホ国税庁長人事聴聞会当時、自ら‘ダウン契約書’を作成したことがあると話したが、実際にチン候補者は2000年12月に平均相場 5億5000万~6億1000万ウォンで、基準時価が4億6400万ウォンだったソウル江南区、大峙洞のアパートを売る時、売買価格を2億5千万ウォンとして申告した」として「これは売買相手の税金脱漏を助けた共犯に該当する」と追及した。

チュ・スンヨン民主党議員は「チン候補者の娘は2003年5月に韓国国籍を放棄し米国国籍を取得し健康保険被扶養者資格を失ったが、2004~2005年に7回にわたり不当に健康保険恩恵を受けたことがある」と指摘した。

チン候補者は財産増加に関し 「夫の印税収入、両親から受け継いだ土地の売買等を通じて財産が増えたものであり、贈与税脱税や未申告収入はない」と明らかにした。娘の無資格健康保険恩恵については「その部分まで細心に対応できなかったのは手落ちだが、健保公団の資格関連資料がリアルタイムで直されなかった過程で起きたこと」と解明した。

文キム・ヤンジュン医療専門記者 himtrain@hani.co.kr
写真 タク・キヒョン先任記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/436380.html 訳J.S