原文入力:2010-08-17午後08:30:05(1040字)
租税負担 憂慮・反対世論 意識した模様
ファン・ジュンボム記者
←北に行くマラリア薬品‘我が民族助け合い運動’医療スタッフと実務者たちが17日午前、京畿坡州市の南北出入事務所駐車場で京義線陸路を通じて開城に向かうマラリア駆除薬品を公開している。天安艦事件の後、南北交流を中断させた5・4措置以後 初めてなされた対北韓支援事業だ。 坡州/イ・ジョンチャン先任記者 rhee@hani.co.kr
李明博大統領は17日、8・15光復節祝辞で提案した統一税導入論議と関連して 「今直ちに国民に課税するものではない」と話した。
イ大統領はこの日、イム・テヒ大統領室長など参謀らと8・15光復節祝辞後続措置などを議論する席で「(統一税新設提案は)統一と関連して心の準備をしようということ」としてこのように話したとキム・ヒジョン大統領府報道官が伝えた。
イ大統領は続けて「分断が固定化されてはならない。分断管理ではなく統一管理に国家政策が変わらなければならないのではないか」と話した。
キム スポークスマンは「イ大統領は統一に備え税金とか基金とかが必要ではないかという考えを持っていて、去る光復節祝辞に‘統一税’という形で含めた」とし「大統領府が統一税を一方的に課税するというではなく、この問題をどのようにするか、今から多くの話を聞くために大きな話題を投じた」と話した。
大統領府が‘統一税を直ちにかけるわけではない’と強調して出たことは、南北関係梗塞局面から出た統一税提案が‘唐突だ’という批判と、租税負担増加を憂慮した反対の声を意識したものと見られる。
大統領府核心参謀は 「統一税導入は去る2008年、イ大統領就任直後の外交安保首席室で必要性をイ大統領に建議した後、継続検討してきており昨年の光復節祝辞にも盛り込むか悩んだが今回はこれ以上遅らせることはできないという判断により祝辞に入れた」と話した。この参謀は「統一税は金正日北韓国防委員長の健康不安説が出てくる前の2年前から検討してきた懸案なので、北韓急変事態にともなう吸収統一を念頭に置いたものではない」と話した。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/435468.html 訳J.S