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来館者数「世界3位」の韓国の国立中央博物館、来年から有料化…出国納付金も最低3倍

登録:2026-09-20 20:13 修正:2026-09-21 09:02
国立中央博物館の内部=博物館提供//ハンギョレ新聞社

 韓国政府が国立施設の入場料・利用料を「現実化」する意向を示したことで、現在7000ウォン(約800円)の出国納付金(出国税)が2~3万ウォン(2300~3400円)に引き上げられる見通しだ。また、現在は入場料無料の国立中央博物館は有料化され、古宮・王陵の入場料も上がる予定だ。

 20日ハンギョレの取材を総合すると、韓国政府は公共サービスに対する受益者負担の原則に基づき、来年から国立施設の入場料・利用料を実情に合わせて引き上げる案を検討している。政府は、1日に決定された2027年度予算案の審議過程において、「民間に較べて使用料が著しく低廉であるか、あるいは環境変化があっても長期間低水準に維持されている負担金の適正水準への現実化を推進する」と明らかにした。強化対象としては、出国納付金や博物館・古宮・王陵の入場料などが挙げられた。

 これに伴い、韓国国内の空港や港湾を利用して出国する韓国人および外国人が支払う出国納付金は、来年中に少なくとも3倍程度に上昇すると見込まれる。出国納付金は、韓国の観光産業振興のために活用される観光振興開発基金(観光基金)の主要財源であり、1997年に導入されて以来、常に1万ウォンが維持されてきたが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権下の2024年7月に「国民負担の軽減」を目的として7千ウォンに引き下げられた。

 しかし、KフードやKコンテンツの人気により、観光産業への投資拡大の必要性が高まっており、出国納付金を引き上げるべきだという声が強まっている。現在、韓国国会には、空港出国納付金を2万ウォンに引き上げる観光基金法改正案(チョ・ゲウォン共に民主党議員案)と、3万ウォンとする改正案(イ・ジェジョン議員案)が提出されている。企画処関係者は「国会での議論に応じて(金額が)決まるだろう」と述べた。

 現在無料の国立中央博物館も、文化体育観光部が進めている研究委託の結果を反映し、入場料が導入される予定だ。かつて大人2千ウォンだった国立中央博物館の入場料は、2008年5月に李明博大統領が選挙公約として全面無料化して以来、18年連続で無料となっている。しかし、国立中央博物館の年間来館者数は2025年時点で651万人を記録し、ルーヴル美術館(905万人)、バチカン美術館(693万人)に次いで世界第3位となった。また、今年上半期だけで国立中央博物館を訪れた来館者数は前年比39.7%増の380万人に達したため、博物館の地位やサービス品質などを考慮し、再び有料化すべきだという主張が出ている。

 2005年から20年以上にわたり500~3000ウォン水準だった古宮・王陵の観覧料も値上げされる見込みだ。最近、国家遺産庁が主催した宮陵観覧料討論会によると、国民6635人を対象に実施したアンケート調査の結果、回答者が提示した適正観覧料の平均値は、古宮が9203ウォン(約1040円)、陵園が7196ウォン(約814円)だった。

シン・ミンジョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1278664.html韓国語原文入力:2026-09-20 19:11
訳J.S

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