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「ネパールのトンネルに約90人が生存していると確信…2カ所に空気あり」

登録:2026-09-03 21:39 修正:2026-09-04 08:15
ネパールの救助隊が2日、泥まみれの水力発電所のトンネル内で生存者を捜索している/UPI・聯合ニュース

 ネパールで大規模な土砂崩れと洪水が起きてから8日が過ぎた中、ネパールの救助隊は、水力発電所のトンネル4カ所のうち2カ所に約90人が生存している可能性があるとして、捜索に総力を挙げている。

 ネパール電力公社のアンシュ・キラン・シャヒ取締役は2日(現地時間)、ロイター通信に対し、水力発電所の崩落した2カ所のトンネル内部に空気が残っている可能性があると述べた。それらの場所は、トンネル内に通信や休憩の目的で設けられた空間で、食料や水があると推定される。シャヒ氏は「そこに生存者がいると我々は強く確信している」とし、約90人が行方不明となっているとされる2カ所のトンネルは内部に空気が残っており、生存者を発見できる可能性が現在最も高い場所だと説明した。

 今回の災害で崩落したネパール北部の水力発電所4カ所で、大規模な救助活動が進められている。そのうちの1つであるトリシュリ-3Aには、トンネル内部に湿気の少ない乾燥した空間があると伝えられており、パイプを使ってトンネル内部に酸素を送り込むことに成功し、酸素が流れていると救助隊は推定している。電力公社の取締役が可能性を指摘した2つのトンネルは、生存者が留まっているかもしれない最後の希望の一つだとロイターは報じた。

 ただし、捜索の成果はまだ現れていない。分厚い泥の層に覆われた水力発電所のトンネル周辺は、巨大な土砂や岩に塞がれており、救助隊が近づくことさえ困難な状況だ。一部の場所では、無人ドローンを活用して危険な現場に先に進入する試みが行われている。トンネル内の作業員の捜索作業には、インド、中国、米国から来た専門の救助チームが参加し、総力を挙げている。時間が経つにつれ、生存者を見つける可能性は徐々に薄れているが、ネパール当局は最後の希望を捨てていない。シャハ首相はこの日、議会で「我々の最優先課題は捜索と救助活動を続けることだ」と述べた。

 一方、連絡が途絶えた9人の韓国人を捜索している韓国政府の合同迅速対応チームは、現地に到着した韓国海外緊急救助隊(KDRT)と合流し、ラスワ地域のラムチェやドゥンチェ一帯を捜索したが、まだこれといったものは発見されていない。韓国外務省の説明によると、捜索隊はアッパー・トリシュリ-1水力発電所のメインキャンプ方面へ進入路を開拓し、深さ50メートルの渓谷の下まで降りることに成功したが、安全上の問題から撤退した。

 ネパール災害リスク軽減・管理庁(NDRRMA)は、今回の大洪水によりネパール国民全体の約160万人が被害を受けたと明らかにした。2日のインドメディア「ザ・ヒンドゥー」の報道などによると、ネパールの災害当局はこの日夕方までに、死者が1222人、行方不明者が4875人に上ると発表した。中国の国営メディアも、中国のチベット自治区側で21人が死亡し、541人が行方不明となっていると報じた。両国の被害を合わせると、死者1243人、行方不明者5416人となる。行方不明者の中には、約30カ国出身の外国人800人余りが含まれている。

キム・ミヒャン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1276079.html韓国語原文入力:2026-09-03 17:26
訳H.J

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