韓国のウィ・ソンラク国家安保室長は18日、「朝米首脳間の友好的な関係が、有意義な朝米対話につながることを願う」とし、「それによって朝鮮半島における平和と安定に実質的な進展があることを望んでおり、またそのための議論が再開されることを期待する」と述べた。
ウィ室長はこの日、大統領府で記者団に対し、「我々は朝米対話について、緊密な韓米協力に基づき、ペースメーカーとして必要な外交的努力を続けていく」とし、「その立場に基づき、トランプ米大統領とは首脳レベルでも様々な機会、特に主要7カ国(G7)やNATO首脳会議などの場で長時間協議を行った」と述べた。
これに先立ち、トランプ大統領は16日(現地時間)、ソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」を通じて、金正恩(キム・ジョンウン)委員長との「非常に良好な関係」を強調し、韓米合同演習を「大幅に縮小」するようヘグセス国防長官に指示したと明らかにした。翌日、北朝鮮の金正恩国務委員長が自身の対話提案に「答えた」という趣旨の発言をしたことで、朝米対話の可能性に注目が集まった。
特にウィ室長は、トランプ大統領が韓米合同演習の縮小を指示したことに関連して、「韓国政府は安全保障を強固にするための自強能力を強化すると同時に、堅固な韓米同盟を基盤として、韓米間の合同演習などについて米国側と調整を続けてきた」とし、「今後もこのような連携を継続していく」と述べた。
その上でウィ室長は、「イランでの戦争やホルムズ海峡の自由航行に関しても、我々は当初から米国を含む国際社会と積極的に協議を行ってきた」とし、「朝鮮半島の準備態勢や国内法上の手続きなどを勘案しつつ、我々が果たせる実質的な『軍事的貢献』の方策について検討してきた」と強調した。これは、トランプ大統領が17日(現地時間)、「韓国の(李在明)大統領に、イランの非核化への取り組みに参加する意向があるか尋ねたが、彼らは『遠慮する!(No thanks!)』と答えた」と主張したことを受けての対応だ。
ウィ室長は「イランの非核化問題がソーシャルメディアで取り上げられたが、我々は国際的な核不拡散問題に誰よりも関心を持っている」とし、「なぜなら、北朝鮮が不拡散の約束を破り、核拡散防止条約(NPT)に違反して核武装を試みたからだ。同じ文脈で、我々はイランの非核化問題に対しても大きな関心を持ち、国際社会と歩調を合わせている」と述べた。さらに「今後も韓国政府はこうした立場を堅持しつつ、米国をはじめとする国際社会と連携していく」と強調した。