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ゼレンスキー大統領「ロシアが北朝鮮のミサイル使用」再び主張

登録:2026-08-12 06:16 修正:2026-08-12 07:10
10日、ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナのキーウで救助隊員たちが鎮火作業を行っている/EPA・聯合ニュース

 ロシアとウクライナの戦争において、北朝鮮がロシア側に武器を支援すると共に追加派兵を行う予定だと主張してきたウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍が北朝鮮製のミサイルを使用したと改めて主張した。

 ゼレンスキー大統領は10日、ビデオ演説を通じて、ザポリージャに対するロシアの空爆で北朝鮮製の弾道ミサイルが使用されたと主張した。ロシアの空爆により、ザポリージャでは少なくとも6人が死亡し、19人が負傷したとウクライナ側は発表した。

 ゼレンスキー大統領は、ロシアが北朝鮮製弾道ミサイルを使ったとして、「(戦争開始以来)初めてロシアが北朝鮮の支援なしには戦争を遂行できない状態になった」と述べた。さらに「ここウクライナや欧州で北朝鮮による攻撃が増えるほど、彼らのミサイルや兵士がより多く投入されるほど、ロシアは自らの欠陥や盲点をより多く補うことになるだろう」としたうえで、「こうした状況は世界中の他の地域にとっても脅威となる」と述べた。

 ゼレンスキー大統領は7月25日、ロシアが北朝鮮に対し3万人の追加兵力の派遣を要請したと主張した。また今月8日には、北朝鮮がロシアに最大5万人の派兵を決定したと明らかにした。その上で、韓国がウクライナとより緊密に協力すべきだとし、防空兵器システムの支援を要請した。ゼレンスキー大統領は先月30日にも、ウクライナで北朝鮮製ミサイルによる攻撃が行われ、少なくとも5人が死亡したとし、「北朝鮮製ミサイルの使用は明確に確認された事実だ」と主張した。

 ゼレンスキー大統領が連日、北朝鮮のウクライナ介入を主張する中、ロシアとウクライナは互いに激しい空爆と爆撃を繰り広げている。ゼレンスキー大統領はこの日の演説で、西シベリアのロシアの石油化学工場に対するウクライナの空爆を「非常に意義深い成果」としたうえで、「ロシアとロシア国民に平和の必要性をを示す、ウクライナによるさらなる縦深攻撃」を約束した。

 ウクライナは今年に入り、ウクライナとの国境から離れたロシアの内陸部を攻撃する縦深攻撃を開始し、6月中旬からはロシア最大のオンライン物流センターなどを攻撃している。ウクライナはこの日、ロシア南部のボロネジにあるオンライン流通業者「ワイルドベリーズ」の物流倉庫を攻撃した。「ロシアのアマゾン」として知られるこの企業は、ここ数週間、繰り返しウクライナによる攻撃の標的となってきた。

 前日、ウクライナ国境から1100キロメートル以上離れたロシアのタタールスタン共和国では、ウクライナによるドローン攻撃により、子供1人を含む少なくとも13人が死亡した。タタールスタンに対する攻撃は、2022年にウクライナへの全面侵攻が始まって以来、ロシア本土に対して行われた最も致命的な単一攻撃の一つだ。

 ロシアもウクライナ全土をミサイルやドローンで攻撃しており、防空ミサイルの不足によりウクライナの被害が拡大している。

 ゼレンスキー大統領が北朝鮮製の弾道ミサイルが使用されたと主張したザポリージャでは、産業施設、インフラ、非住宅用建物が被弾し、ザポリージャ州のフェドロウ知事がソーシャルメディアに燃える車両や建物の写真を投稿した。首都キーウでも夜間に2回空襲警報が鳴り響く中、空襲により1人が負傷した。

 ウクライナ当局者は、ロシアが一晩で120機のドローンと様々なミサイルを発射したと発表したが、初めて発射された、あるいは迎撃されたミサイルの数については明らかにしなかった。これは、メディアに防空網による迎撃ミサイルの不足について「扇情的な見出し」を使ったり、「悲観論を拡散させないよう」求めた軍の声明に基づくものだ。

チョン・ウィギル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1272470.html韓国語原文入力:2026-08-11 21:34
訳H.J

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