原文入力:2010-08-05午前10:08:49(1011字)
"4大河川反対政治家たち 愛郷心あるのか"
栄山江 訪問し 明かす…環境団体 びっくり
アン・クァノク記者
イ・マンウィ(写真)環境部長官が4日、栄山江昇村堰を訪問し、4大河川事業に反対する政治家と環境団体はあたかも愛郷心がない人々であるかのように発言し批判の視線を浴びた。
イ長官はこの日、休暇最後の日程でこちらを訪ね、現況を聞いた後「川を生かす4大河川事業に反対する政治家たちの話を聞けば、愛郷心があるのか尋ねたい。4大河川再生事業に反対する環境団体も川に関心があるならば川の再生に参加しなければならない」と話した。また、イ長官は堰の建設と浚渫を主とする栄山江事業に反対するカン・ウンテ光州市長を狙い「地方選挙を考慮した政治的な発言と理解するが、川の再生を通じて地域の経済と文化を活性化できるアイディアを出し現実化する闘争をしなければならない」として‘入れ知恵’もした。
彼は‘水量が豊富でこそ自浄機能を備えることができる’というなど、常識に外れた話も吐き出し環境部長官として良識が疑われた。
こういう趣旨の発言が知らされるや、市民団体90ヶ所余りが集まった‘栄山江を守る光州全南市民行動’は直ちに声明を出し 「4大河川事業を闇雲に擁護し、(これに)反対する人々は蔑む人が環境部長官なのか」として「本来の業務に戻り、4大河川事業の環境影響を心配し副作用を減らす戦略をたてよ」と要求した。
市民行動は「4大河川事業の環境影響評価が数ヶ月で拙速に終わるよう放置し、国民を4大河川事業に反対するようにさせた張本人こそ まさにイ長官」とし 「反省もせずに4大河川事業を擁護することに怒りを覚える」と明らかにした。
ある市民団体会員は 「イ長官が差し迫った改閣を控え人事権者に忠誠心を見せようと、わざわざ跳ね上がった発言をしているのではないか」として「4大河川の環境問題には目を瞑り、政治家と環境団体に一度に矛先を転じる態度は不適当だ」と批判した。
カン光州市長もこの日午後、イ長官の発言を伝え聞いたが黙殺無返答で一貫し不満を表わした。
光州/アン・クァノク記者 okahn@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/433557.html 訳J.S