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「不正選挙陰謀論」タン氏、韓国で地方選に向け活発に活動

登録:2026-06-01 06:08 修正:2026-06-01 12:16
「自由と革新」のファン・ギョアン候補が5月28日、韓国に入国した不正選挙論者のモース・タン(韓国名:タン・ヒョンミョン)米リバティ大学教授と一緒に撮った写真をフェイスブックに投稿した=ファン候補のフェイスブック・アカウントより//ハンギョレ新聞社

 米国リバティ大学のモース・タン教授(韓国名:タン・ヒョンミョン)が、「自由と革新」のファン・ギョアン代表、韓国史講師出身のユーチューバー、チョン・ハンギル氏らと相次いで面会し、「不正選挙陰謀論」に再び火をつけている。彼らの「結集」に後押しされ、オンラインコミュニティには検証されていない不正選挙の通報が相次ぎ、その内容は再び政治家や有名ユーチューバーの口を通じて拡散している。

 「韓米不正選挙共同調査団」(調査団)を標榜し、5月28日に韓国を訪れたタン教授は、国内で同様の主張を続けてきた政治家やユーチューバーらと連日会合した。タン教授は29日、平沢(ピョンテク)の国会議員再選挙に出馬したファン・ギョアン候補の選挙事務所などを訪問したのに続き、元韓国史講師のユーチューバー、チョン・ハンギル氏や、「サラン第一教会」のチョン・グァンフン牧師に会った。30日には、6月3日の地方選挙の期日前投票用紙が集まる現場を見学するとして、城南(ソンナム)郵便集配センターを訪れた。「李在明(イ・ジェミョン)大統領の強力犯罪関与説」などを主張した疑い(名誉毀損など)で警察の捜査対象となったタン教授は、警察の出頭要請には応じていない。

 不正選挙を主張する人々が集まるカカオトークのグループチャットなどでは、タン教授らの動向を伝えながら「調査団への参加」を促す書き込みや、検証されていない情報提供が相次いだ。期日前投票の有権者の写真を目だけを隠して投稿し、「重複投票者」だと指摘したり、自分たちが数えた投票者数と実際の投票者数が一致しないといった内容だ。ファン代表はソーシャルメディアへの投稿で、「6・3地方選挙の疑惑情報提供事例」というタイトルで、情報提供の内容をそのまま掲載し、彼らの主張を後押しした。

 不正選挙陰謀論を主張する政治家、有名ユーチューバー、そして支持者たちが互いに影響を与え合い、彼らの間で選挙に対する不信感も一層深まっていく様子だ。ある不正選挙関連のグループチャットの参加者は、「数万人が選挙管理委員会に直接駆けつけて、激しく抗議してひっくり返すべきだ」とか、「(不正選挙論に消極的な)保守野党『国民の力』を一掃すべきだ」と主張した。また別のオンラインコミュニティには、タン教授について「不正選挙の証拠がすべて確保されたため、韓国に来たのだと思う」という内容の投稿もあった。

 慶北大学政治外交学科のカン・ウジン教授は、「対立する政治勢力の正当性の基盤を揺るがす目的で不正選挙論を量産しているが、問題はこれに少なからぬ市民が影響を受けているという点だ」とし、「民主主義の最も重要な根幹は選挙制度に対する合意だが、不正選挙陰謀論がこれを揺るがしている」と指摘した。

パク・コウン、チョン・ボンビ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1261260.html韓国語原文入力:2026-05-31 22:50
訳H.J

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