原文入力:2010-08-03午前08:00:20(1649字)
刷新連帯、今度は全党大会 準備委改編 攻勢
‘中道’非常対策委 構成で実現されるかは未知数
イユ・チュヒョン記者
←党代表職から退いたチョン・セギュン民主党代表が2日午前、取材陣の質問を受けながら国会本庁を出ている。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
この日夜、ソン・ヨンギル仁川市長、アン・ヒジョン忠南道知事まで参加した中で開かれた民主党最高委員会は、冒頭から緊張感に包まれた。仁川、桂陽乙補欠選公認問題でチョン代表と葛藤を生じさせたソン市長は、会議に先立ち記者らと会い補欠選惨敗を公認失敗のせいにし指導部の総辞職を主張し、アン・ヒジョン忠南知事は 「(指導部去就問題で葛藤する)こういう姿は正しくない」として「党を安定的に運営しようとするなら(韓国相撲の)まわし捕みの規則程度は守らなければならない」としながら非主流による攻勢を批判した。
当初、チョン・セギュン代表は「党の安定と公正な選挙戦管理のためには党代表ひとりだけが退くことが望ましい」という態度だった。党内外ではチョン代表の単独辞退が次期党権に再挑戦するための苦肉策という見解が多かった。党権競争の‘ルール’を決める全党大会準備委まで構成したチョン代表としては、今 党職を差し出すことが内外の‘十字砲火’を避けつつ党権挑戦局面へ渡りうる現実的選択だったということだ。だが、非主流などの党内圧迫に押され指導部総辞職を受け入れたことにより再選街道が‘険しい道’となるものと見られる。非主流はもちろん‘脱派閥’を自認するパク・チウォン院内代表と、友軍と感じた‘486グループ’のリーダー格であるソン・ヨンギル仁川市長までが背を向けたことにより、党内の位置づけが急速に萎縮した姿を表わしたためだ。
党内非主流の集いである民主希望刷新連帯は1次目標だった‘指導部総辞職’を貫徹させただけに、次の手順である‘全党大会準備委の全面改編’という最終目標に向けて攻勢の手綱を引き締める方針だ。刷新連帯常任執行委員のチョン・ジョンベ議員は「臨時指導部が構成されたので前任指導部で人選した全党大会準備委も全面再構成することが当然の道理」と話した。
だが、刷新連帯の主張のように全党大会準備委が新しく構成されるかは疑問だ。非常対策委員長を引き受けることになったパク・チウォン院内代表は、この日<ハンギョレ>との通話で「全党大会準備委を新しく構成するかは議員総会などでさらに議論して決める」として言葉を慎んだ。‘指導部総辞職→非常対策委構成→全党大会準備委再構成’を主張したパク・ジュソン最高委員もこの日の会議後 「指導部が新しく組まれたので以前の指導部の人選案を認めなければならない」と話した。
また、非常対策委員らが強い派閥色を持たないそれなりに中道的な人物という点も、刷新連帯が自身の立場だけをゴリ押しを難しくさせている。パク・チウォン非常対策委員長を含め11人の非常対策委員にはキム・テニョン、パク・キチュン、パク・ビョンソク、シン・ゲリュン、チョ・ヨンテク、チェ・ヨンヒ、チェ・チョルグク、ホン・ヨンピョ議員などが選任され、残り2人の人選は非常対策委員長に委任することにした。
一方、この日 1次会議を開いた全党大会準備委は開始から跛行に陥った。準備委副委員長に‘中道派’役割で選任されたキム・ブギョム議員が「与えられた役割自体が私の考えとは違うようだ」として辞任したためだ。キム議員側は否認するが、党内では彼が‘汎ソン・ハクキュ系’という点を挙げ、ソン顧問側と事前交感があったという解釈が出てきた。
イ・セヨン記者 monad@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/433278.html 訳J.S