原文入力:2010-08-01午前10:44:48(1506字)
与党核心 "補欠選出馬薦めたが、故郷で仕事をしたいと言った"
ハンナラ党 イ・クァンジェ知事 最高裁最終判決に備えカードとして触手
←オム・ギヨン社長が3日午後、放送文化振興会定期理事会(放文振)に参加するためソウル、汝矣島、栗村ビルディング放文振会議室に入っている。 キム・ジョンス記者jongsoo@hani.co.kr
与党核心関係者がオム・ギヨン前<文化放送>(MBC)社長に会い、ハンナラ党迎え入れを勧めたと<連合ニュース>が1日報道した。オム前社長は去る7・28補欠選当時、江原地域で出馬したハンナラ党候補らに相次ぎ会い、論難を引き起こした。
この関係者は<連合ニュース>との通話で「オム前社長は平昌で小学校に通い寧越オム氏なので太白・寧越・平昌・旌善地方区に縁がある」とし「これに伴い、オム前社長の出馬を薦めるため7・28国会議員再補欠選挙前に直接会い出馬を薦めた」と話した。彼は 「オム前社長は‘今回の補欠選には出ない。ただし故郷で仕事をしたい’と話した」と伝えた。こういう発言はオム前社長が7・28補欠選には出馬しないものの江原道知事選挙が再び行われる場合、出馬を検討することもありうるということを示唆したものと分析されると<連合ニュース>は伝えた。
オム前社長は去る補欠選選挙運動期間に鉄原・華川・楊口・麟蹄に出馬したハンナラ党ハン・ギホ候補と太白・寧越・平昌・旌善のハンナラ党ヨム・ドンヨル候補に相次ぎ会い、本格的な政治的歩みを始めたのではないかという観測が提起されもした。他の与党関係者は 「オム前社長が江原道知事に意思があると理解している」として「ただし現在イ・クァンジェ道知事が職務停止中で最高裁判決が残っており、自身の意中を現わすことは憚るだろう」と話したと<連合ニュース>が伝えた。
現在の江原道一部市民社会団体は政治資金法違反疑惑で1審と2審で各々執行猶予を宣告されたイ知事に対する大法院判決を迅速に下してくれと促している。これは大法院判決が来る9月27日を越える場合、10月補欠選では江原道知事選挙を行うことができず、来年4月まで道知事空白事態が続くためだ。来年2月には国際オリンピック委員会(IOC)実態調査団が冬季オリンピック誘致準備状況を点検するために江原道、平昌を訪問する予定だ。ハンナラ党はオム前社長に水面下で接触し予備候補群に含ませることにより、最高裁判決がはやくなる場合に備えていると伝えられた。
オム前社長の歩みは以前にも論議をかもしたことがある。シン・ギョンミン<文化放送>論説委員はオム前社長が補欠選に出馬した江原地域ハンナラ党候補らに会ったことに対し 「政治的目的をはらんでいる」としながらオム前社長とハンナラ党の接触に疑問を提起した。シン論説委員は29日<オーマイニュース>との通話で「オム前社長が足を一本かけた」としながら「食事をしたというが、そんなことはないと言えるだろうか」と反問した。オム前社長は以前から懇意にしていて、食事をしただけだと解明した経緯がある。シン論説委員は「オム前社長が本来、何の考えもなしに動いたり複雑に動いたりするなど、二種類のパターンがあるように見える」として「しかし今回は何の考えもなしに動いたとは見られない」と話した。
eニュースチーム
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/432975.html 訳J.S