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大統領府 参謀陣‘TK・忠清・高大’出身 大きく増える

登録:2010-07-26 10:58

原文入力:2010-07-25午後07:29:38(1051字)
MB政府 初期-最近 秘書官以上 参謀陣 人選比較

ファン・ジュンボム記者

李明博政府スタート時と比較して大統領府秘書官以上参謀らの内、いわゆるTK(大邱・慶北)と忠清、高麗大出身の比重が大きく増えたことが分かった。<ハンギョレ>が去る23日で終えられた大統領府大統領室長、首席、秘書官の地域別、大学別出身分布を25日分析した結果だ。秘書官以上の中で、空席として残った人事企画官と総務秘書官の2席を除く59人が分析対象だった。

イム・テヒ大統領室長(京畿)とペク・ヨンホ政策室長(忠南)等、大統領府参謀陣の‘ツートップ’は非嶺南圏出身だが、全体分布では嶺南偏重が深刻化した。嶺南の中でも大邱・慶北出身は2008年2月の政府スタート時は11人だったが、今回パク・インジュ社会統合首席(慶北),キム・ヨングァン政務1秘書官(慶北),イ・ジェファン政務2秘書官(大邱),イ・ヒョク外交秘書官(慶北),チャン・ソクミョン公職規律秘書官(慶北)等が加わり19人に増えた。これは秘書官以上の参謀全体の33%に該当する。執権初期から提起されてきた特定地域偏重指摘と最近の‘ヨンポ ライン’論難の中でもむしろ大邱・慶北は強化されたわけだ。

忠清圏の躍進も目立つ。政府スタート時に5人に過ぎなかったが、今回は10人に増えた。忠清出身はすでに2期大統領府のチョン・ジョンキル室長体制で9人に大幅に増えた経緯があるが、今回の改編でペク・ヨンホ政策室長(忠南、保寧),チョン・ジンソク政務首席(忠南公州),ホン・サンピョ広報首席(忠北報恩)等が要職に配置された。世宗市修正推進で悪化した忠清民心をなだめる意図と関連があると見られる。

反面、政府スタート当時に22人だったソウルと京畿など首都圏出身は今回18人となった。執権初期に最高比重を占めた首都圏が、嶺南に抜かれた姿だ。

出身大学ではソウル大が執権初期の22人から今回19人に若干減った反面、李明博大統領の出身校である高麗大は7人から12人に大きく増えた。高麗大出身比重の増加は延世大4人、嶺南大3人、梨花女子大2人などに比べ大きく目立つ。 ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/431998.html 訳J.S