原文入力:2010-07-23午後11:04:50(1261字)
"微笑金融 実績低調" →理事長会 急造
"キャピタル 高金利商売" →実態調査‘軽はずみ’
チェ・ヘジョン記者
←主要キャピタル会社信用貸し出し金利現況
李明博大統領の‘激しい叱責’に金融委員会が連日‘坐不安席(不安で落ち着かない)’だ。イ大統領は最近、閣僚会議で微笑金融の低調な実績を指摘したのに続き、去る22日にはキャピタル会社の高金利慣行を問題視した。所管部署である金融委はキャピタル会社の信用貸し出し金利を一斉点検するなど、あわてて実態把握に出た。
チン・ドンス金融委員長は23日、ソウル、明洞の銀行会館で開かれた企業微笑金融財団理事長らとの懇談会直後、記者らと会い 「キャピタル会社も苦労があるだろうが、30%台金利はあまりに高い」として「キャピタル社を全般的に見るための実態調査を進めるだろう」と明らかにした。 彼は引き続き「実態調査を通じて庶民の負担があまり大きくならない方向で協議し、どんな方案が可能なのか対策を講じる」と話した。
現在の与信専門業者であるキャピタル会社らの個人信用貸し出し金利は平均年30%台だが、信用度が低い一部顧客の場合には40%台序盤の金利となっている。それに取り扱い手数料2~3%を加えれば、貸付業者の最高金利(現行 年44%)に肉迫することになる。キャピタル社らは資金調達費用が高いうえに、利用者の大部分が低信用者であるため貸し倒れ率を勘案すれば貸出金利が高くならざるをえないと主張する。業界関係者は「与信専門社らは受信金融機関ではないので調達金利が銀行より高く、顧客の低い信用度を考慮する時、金利が高まるほかはない」として「金利を人為的に下げれば貸し出し審査が厳格にならざるを得ず、顧客がかえって貸付業者等から追い出されることになるだろう」と主張した。
だが、キャピタル会社らの調達金利が平均5%内外である点を勘案すれば、貸し倒れ率を考慮しても30~40%台の金利は過度だという批判を避けにくい。ナム・ミョンソプ金融監督院与信専門サービス室長は「ひとまず実態を調査した後、引き下げる余地があるかを調べる」と話した。キャピタル会社らの高金利論難は以前から提起されていた問題だが、金融当局が大統領の‘一言’で大騒ぎするや金融圏の見る目は素直でない。去る20日、イ大統領が微笑金融の実績を指摘し 「微笑金融の大部分が大企業の出資なのに、本業ではないためか不十分な部分もある」 と話し、翌日直ちにチン・ドンス委員長と企業微笑金融財団理事長らとの懇談会日程が決まった。金融委は「当初から計画されたことだったが偶然にも確定した日程が大統領の発言直後だっただけ」と説明した。
チェ・ヘジョン記者 idun@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/431851.html 訳J.S