原文入力:2010-07-22午後11:08:49(1091字)
集会許容後 初めて…警察 "申告地域 外れている" 市民団体 "夜間集会無力化意図"
キム・グァンス記者
去る1日から日没後も集会が許された中で、警察が夜間集会を主催した市民団体代表を集会および示威に関する法律違反疑惑を適用し初めて捜査に出た。
釜山、釜山鎮警察署は22日「洛東江を守る釜山市民運動本部チェ・スヨン共同執行委員長に30日午後2時まで警察に出てきなさいという出頭要求書を送った」と明らかにした。警察は洛東江を守る釜山市民運動本部側が去る17日夕方7時30分から1時間30分の間、釜山鎮区西面ジュディステファ前で４大河川事業中断を要求し自ら命を絶ったムンス僧侶を追慕する文化祭を集会申告書に書いた歩道ではなく車道で開いたことは集示法に違反すると見ている。警察はまた、この日 主催側が車道往復2車線の両方向を車両で塞いだことが交通妨害疑惑に該当すると明らかにした。
釜山鎮警察署捜査課関係者は「やむをえず空地で集会を開いたとなれば理解できるが、週末に多くの車両が出入りする都心車道で集会を開いたことは法の枠を外れたと見る」として「出頭要求書を３回送り、応じなければ検察の指揮を受け逮捕令状発給など刑事処罰可否を決める」と話した。
だが、主催側は警察が夜間集会が許された後に相次いでいる夜間集会を無力化するためにゴリ押し捜査をしているとし強く反発している。22日４大河川事業洛東江咸安堰工事現場の高さ30mのタワークレーンに上がり籠城中のチェ共同執行委員長は<ハンギョレ>との電話通話で「300～400人余りの集会参加者が歩道で集会を開けば市民の不便が大きいと考え車道で集会を開いたが、警察が夜間集会に過敏に反応している」と話した。また、彼は「その日、警察が車道で集会を開くよう交通統制まで行い、集会を開いた往復2車線道路は普段から工事のために一車線だけが利用できる地域」として「警察が政治的意図で捜査をしていると見る」と付け加えた。
一方、昨年9月憲法裁判所は現行集示法の夜間集会禁止規定が憲法に外れると決めた。与野党は国会で夜間集会禁止時間を別に定めようとしたが、見解の違いを狭められずにいる。これに伴い、現在の夜間集会は申告さえすれば時間の制約なしにいつでも開くことができる。
キム・グァンス記者 kskim＠hani.co.kr
原文: 訳J.S