原文入力:2010-07-14午後10:33:00(1057字)
<一部区間:洛東江47工区>
キム・ドゥグァン知事 "発注していないところ、ひとまず保留"…自治体長 工事中断指示は初めて
キム・グァンス記者
キム・ドゥグァン慶南道知事が4大河川事業の一区間で工事発注を中断させた。4大河川事業着工後、事業の委託を受けた自治団体長が工事中断を指示したのは今回が初めてだ。
慶南道は14日「4大河川事業の一つである洛東江再生事業47工区の発注を暫定中断する」と明らかにした。これはキム知事が13日、4大河川事業を管轄する建設港湾防災局から業務報告を受ける席で、47工区の発注中断を指示したためだ。この日の業務報告でキム知事はある公務員が「4大河川事業がすでに進行中だが、どうすべきか」と尋ね、「すでに進行している工事の中断は難しいが、まだ発注していない工事はひとまず保留しなさい」と指示した。
キム知事が発注を中断するよう指示した区間は47工区だ。慶南道が中央政府から委託を受けた洛東江事業の13ヶ工事区間の内で、発注していないところは47工区だけであるためだ。47工区は洛東江支流の南江を整備する事業だ。計127億ウォンをかけ咸安郡,大山~郡北、宣寧郡,正谷~鼎岩間の89kmに自転車道路と散歩道、公園などを作る予定だった。設計が終わる7月末から8月初めに工事を発注するところだった。
キム知事の指示に対し慶南道国策事業支援課関係者は「47工区は堰を建設したり浚渫を行わないため堰と浚渫に反対するキム知事の意に大きく背馳しない」としつつも「自転車道路などは該当基礎自治団体の意見を聞き、再検討する計画」と明らかにした。これに伴い、47工区の工事発注は時期,内容が全て不透明になった。
キム知事側核心関係者は「まだキム知事が47工区の設計図面をどのように修正するかなど、具体的内容を指示していない」としつつも「まもなく中央政府とハンナラ党側の人々に会い、4大河川事業を水質改善と生態保存、洪水防止中心に変えなければならないという点を明確に明らかにする予定」と話した。したがって47工区の発注内容も既存の自転車道路などではなく、水質改善と生態保存などになるものと予想される。
釜山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr
原文: 訳J.S