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4大河川 現場でも ‘石綿’ 資材 使用

登録:2010-07-13 08:46

原文入力:2010-07-12午後08:00:43(1059字)
環境連 "忠州湖 生態河川 工事現場で"

←ペク・ドミョン環境保全市民センター共同代表(中央・ソウル大 保健大学院長)が12日午前、ソウル、鍾路区、楼下洞の環境運動連合で4大河川工事に石綿が含まれた石材が使われていると明らかにしている。前面に置かれたものは1級発ガン物質トレモロライト石綿が含まれた石材で、忠北、提川市、水山面一帯の4大河川工事現場の ‘漢江15工区 忠州湖生態河川造成事業’ に使われた。イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

忠北、提川市の ‘4大河川再生’ 事業工事現場で1級発ガン物質の石綿が含まれた石材が使われたことが確認された。

環境運動連合環境保健市民センターと提川環境運動連合は12日「忠北、提川市、水山面、漢江再生15工区 忠州湖玉筍峰地区の生態河川工事現場で石綿の一種であるトレモロライトが検出された」 と明らかにした。

今回石綿が発見された1000tほどの石材は、工事現場から1.8km離れた採石場から供給されたと分かった。この採石場付近には石綿の廃鉱があり、石綿鉱脈が採石場につながっていると推定される。去る10日、この採石場が提川市、平洞小河川 水害復旧工事現場に供給した石材からもトレモロライトが検出された経緯がある。(<ハンギョレ> 7月12日付10面)

チェ・イェヨン環境保健市民センター所長は「去る10日、4大河川工事現場で6個の試料を採取し検査した結果、5個からトレモロライトが検出された」 とし "昨年1月1日からすべての石綿の製造・輸入・譲渡・提供・使用に対する禁止措置が施行されていて、石綿が含まれた石材を使ったことは明白な不法行為」 と主張した。

トレモロライトなどの石綿に露出した場合、悪性中皮腫や肺癌にかかる恐れがある。特に今回、石綿が発見された4大河川工事現場は昆虫湿地や散歩道など、人の通行が頻繁な公園を作る場所なので、石材や造形石から飛散する石綿片が空気中に飛んだり漂う場合、建設労働者ばかりでなく訪問客らにも被害を与える可能性がある。

両団体は「採石場を直ちに閉鎖し、すでに売られた骨材を回収しなければならない」 と主張した。

ナム・ジョンヨン記者 fandg@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/430039.html 訳J.S