原文入力:2010-07-10午前10:43:00(1028字)
ネイチャー "北韓責任ないかも…" 内容 評価
イ教授 "操作の疑いあるデータ 再調査 必要"
イ・スンホン教授が天安艦沈没事件と関連して出した報告書が、世界的権威を持っている科学専門誌<ネイチャー>に載せられた。ネイチャーは去る8日、インターネット英文版に ‘大韓民国の沈没した船に対する論争’(Controversy over South Korea‘s sunken ship)という記事を載せた。
(関連内容= http://www.nature.com/news/2010/100708/full/news.2010.343.html)
ネイチャーはこの記事で "新しい研究は北韓が天安艦沈没の責任がないこともありうるということを提案している" という内容で、天安艦事件の発生原因を巡る論難を詳しく扱っている。
ネイチャーは韓国出身の在米物理学者 イ・スンホン バージニア大学教授の報告書を紹介し、彼が今までに主張した合調団の去る5月20日発表が持っている矛盾を暴露した事実もまた扱った。そして最近イ教授とカナダ マニトバ大学のヤン・パンソク博士が合調団が爆発物質だと主張するアルミニウムが爆発物質の結果物ではないという点を科学的に主張しているという事実を伝えている。
ネイチャーはこの記事で天安艦事件発生後、米国、オーストラリア、スウェーデンなど外国調査チームが共に参加した民・軍合同調査団(以下 合調団)の調査で、46人の犠牲者に対する責任が北韓魚雷にあると結論を下した事実も伝えており、シン・サンチョル代表が北韓魚雷でなく韓米合同訓練中にあった米国艦艇と天安艦との衝突のためという疑惑が提起された点にも言及し注目を集めた。
イ教授は去る9日、日本、東京の日本駐在外信記者クラブで記者会見を持ち、この席で天安艦事件に対する再調査とともに "操作された疑いのあるデータに対する調査も含まれなければならない" という発言をした事実も伝えた。ネイチャーは記事とともにイ教授とヤン博士の共同報告書をリンクし、見せてくれている。
ハ・オヨン記者 haha@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/429758.html 訳J.S