原文入力:2010-07-09午後09:33:29(801字)
2.0%に縛られ17ヶ月ぶり
キム・スホン記者
韓国銀行金融通貨委員会が基準金利を電撃的に0.25%引き上げ、16ヶ月間持続した歴代最長凍結行進に終止符を打った。これは本格的な出口戦略施行の信号弾であり、下半期基準金利追加引き上げにつながれば家計と中小企業の利子負担増加など経済全般に大きな影響を及ぼすものと見られる。
韓銀は9日、金融通貨委定例会議を開き、基準金利を年2.0%から2.25%に上げた。基準金利引き上げは2008年8月以後、初めてだ。来る8月か9月に基準金利が引き上げられるという市場の展望に一歩先立って韓銀が基準金利を上げたことは、国内景気回復傾向が明確なうえ、消費者物価がしばらく高い上昇傾向を持続する可能性が高いという判断に従ったものだ。
キム・チュンス韓銀総裁は「現在の基準金利は経済成長率と今後の物価上昇率などを考慮する時、非常に低い水準ということに異見がない」 とし「先進国の景気がまだ完全に回復してはいないが我々が今後の経済を運営するのに大きな危険要因として作用しないと判断し金利を上げた」と説明した。韓銀は金融機関の中小企業貸し出し資金として使われる総額限度貸し出し金利は現行通り1.25%を維持した。
この日の債権市場は基準金利引き上げで午前一時的に金利が急騰し午後に入り金利追加引き上げが急激にはなされないという展望が広がり前日と大きな変化なしで場を締めくくった。KOSPI指数は外国人買い傾向に力づけられ24.37(1.43%)上がった1723.01で締め切った。
キム・スホン記者minerva@hani.co.kr
原文: 訳J.S