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韓国、駐米大使にカン・ギョンファ元外相、駐日大使にイ・ヒョク元駐ベ大使を内定

登録:2025-08-19 23:41 修正:2025-08-20 07:36
李在明政権の最初の駐米大使に内定したカン・ギョンファ元外交部長官(左)と駐日大使に内定したイ・ヒョク元駐ベトナム大使/聯合ニュース

 李在明(イ・ジェミョン)政権の最初の駐米大使にカン・ギョンファ元外交部長官が、駐日大使にイ・ヒョク元駐ベトナム大使が内定した。23日の韓日首脳会談と25日の韓米首脳会談を前に、4大国の大使の人選が可視化されていると分析される。

 大統領室の関係者は18日、李大統領がカン元長官とイ元大使をそれぞれ駐米大使、駐日大使に内定し、両国政府に大使任命のためのアグレマン(外交使節に対する接受国の事前同意)を要請したことを明らかにした。2人の大使内定は新政権発足から75日目で、李大統領の訪日(23~24日)、訪米(24~26日)を前に実現した。

 駐米大使に内定したカン元長官は文在寅(ムン・ジェイン)政権の初代外交部長官で、国連事務総長政策特別補佐官、駐国連大韓民国代表部公使など、外交の舞台で長年活動してきた。現在は、米国とアジアの理解増進のために設立されたシンクタンク「アジア・ソサエティ」で会長職を務めている。

 イ元大使は第13回外務考試(外交官候補者選抜試験)の出身で、ウィ・ソンラク国家安保室長と同期。駐日大使館公使、東北アジア第1課長、アジア太平洋局長を歴任しているだけに、外交部では代表的な「日本通」とされる。同氏は外交部を離れた後も、2023年から韓日両国の国会議員、ジャーナリスト、学者、外交官、大学生などの交流事業などを展開する団体「韓日未来フォーラム」の代表を務めてきた。今回の大統領選挙でも、ウィ室長が立ち上げた元在外公館長の集まり「実用国民外交支援団」で李在明政権の対日外交の青写真を描いたといわれる。

オム・ジウォン、ソ・ヨンジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/1213917.html韓国語原文入力:2025-08-18 21:50
訳D.K

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