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原文入力:2010-07-07午後07:31:34(1537字)
キム・ミファ氏と同じ経験 文 上げて…ユ・チャンソン氏 "私も被害者"
KBS反論会見…キム・ミファ氏 ‘ブラックリスト’ 発言 波紋 拡散

イ・ムニョン記者

放送人キム・ミファ(写真)氏の ‘<韓国放送>(KBS)ブラックリスト発言’ の波紋が大きくなっている。
韓国放送は告訴という強硬対応で事態鎮火に出たが、同様な状況を体験したという主張が続き論難はむしろ増幅されている。 ‘ブラックリスト文書の存在有無’ でなく ‘ブラックリスト機能を発揮する強力なゲートキーピング’ が事態の核心という指摘も出ている。

韓国放送は "KBS内部に出演禁止文書が存在し出回っているので出演できないそうです"  というキム・ミファ氏文がツイッターに上げた6日、直ちにキム氏を名誉毀損疑惑で告訴した。同日 ‘ニュース9’ では使用側反論を大きく取り扱い、キム氏に批判的な報道をした。7日には記者会見まで開き "KBSで進行者や出演者の選定と交替はプログラム製作スタッフの自律的な判断とシステムによってなされている"  と繰り返し強調した。

チョ・テヒョン副社長は 「キム氏は2005年6月から12月まで‘TV 本を語る’ MCを最後に、固定出演したことがなかった。最近では今年4月4日‘ドキュメンタリー3日’のナレーターとして出演した経緯があり、4月10日‘愛のリクエスト特集-大韓民国は一家族です’ にも出演した」 として「ブラックリストが存在したとすればどうして出演が可能だったか」 と話した。

キム氏はこの日午前、自身のツイッターに2回目の文を上げて韓国放送の法的対応に不快な気持ちを表わした。彼女は 「左? 右? ブラック? ホワイト? 本当に飽きもせず」 として「明日? 勝訴した左派論議ですが、高等法院で裁判を受ける。まさに? 永登浦警察署に呼ばれて行く。大韓民国万歳!」 と書いた。

キム氏と同じような経験をしたという声も相次ぎ提起された。文化評論家チン・ジュングォン氏は6日、自身のツイッターに「今だから言う話だが、‘KBS 本を語る’ の偉いさんが、チン・ジュングォンの出てくる番組自体をなくせと言ったという。それで ‘来週お目にかかります’ と言って永遠にお目にかかれないことになった」と明らかにした。

時事評論家 ユ・チャンソン氏も同日、ブログに文を載せ 「2009年1月当時、レギュラー出演中だったKBS1ラジオ プログラムから突然下車通知を受けた」 として「担当ディレクターに確認した結果、理由は分からないが上からの指示に従ったことであることが確認された」 と明らかにした。これに対して韓国放送関係者は 「チン・ジュングォン、ユ・チャンソン２人の主張は事実とはかけ離れている」 として「対応を準備している」 と明らかにした。

メディア行動は6日論評し 「実際にブラックリストが文書の形式で存在するかどうかは今回の事件の本質ではない。現在、KBS内にはすでにブラックリスト機能を発揮する強力なゲートキーピング装置が作動している」 として 「あえて誰がブラックリストを作成し指示をせずとも製作スタッフがキム・インギュ氏をはじめとする経営陣の好みに合わない放送人を出演させるのははなから不可能なこと」と指摘した。

イ・ムニョン記者 moon0＠hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/429294.html 訳J.S