原文入力:2010-07-05午後11:58:59(1217字)
81人増え278人、23%獲得
‘女大男少’‘女性議長’議会も
"国連 30% クォーター制には至らず"
ホン・ヨンドク記者,イ・ギョンミ記者
首都圏地方議会‘女風堂々’
新しく開院したソウル、京畿、仁川など首都圏地方議会で女性議員の風が強い。京畿河南市の場合、全体議員7人の内、4人が女性議員であり‘女性多数’の地方議会まで登場した。
5日、首都圏地方議会の状況を総合すれば、去る地方選挙で197人の女性広域・基礎議員は今回の地方選挙で81人が増え278人と集計された。女性議員数は去る地方議会では首都圏全体議員1206人中16%に止まっていたが、新たにスタートした民選5期では7%増え、全体議員1211人の23%に達した。
女性議員が増える中で女性たちの地方議会主要職務進出も自然な現象に変わっている。京畿河南市の場合、民主労働党ホン・ミラ議員が議長に、民主党パン・ミスク議員が副議長に選出されるなど、選出職議長職と副議長を女性が占めた。また、南揚州市議長に民主党イ・ジョンエ議員が、烏山市副議長に民主党チェ・イネ議員が各々選出された。民主党キム・ジンミ議員は華城市議会行政自治委員長に、民主党ピョン・チェオク議員は富川市議会企画財政委員長に選ばれるなど、女性議員の常任委員長進出も目立っている。
このように女性議員が大きく増えたことは、与・野政党が不十分ながら女性割当に努力したことに加え、地方政治が教育、福祉など生活密着型主題に集中する中で有権者たちが女性の能力をさらに重く判断したためと解説される。再選に成功した民主党チョ・キュヨン(女)ソウル市議員は「単に女性だから議席を配慮する次元を越え、女性の清廉さ、繊細さ、専門性が生活政治に必要な時代がきた」と話した。キム・ミョンス ソウル市議会運営委員長も「教育、福祉などの分野は女性議員らの能力がさらによく発揮されうる」として「いくつかの分野の常任委員長も女性議員が引き受ける可能性がある」と伝えた。
だが、女性議員数が依然として少ないという指摘も多い。ソン・ヒョクチェ 韓国NGO学会会長は「女性議員の拡大で生活政治である地方政治の活性化が期待される」としつつも「去る1995年国連世界女性大会で女性の社会進出のために30%女性クォーター制を適用せよとの基準に照らせば国内現実は依然として不十分だ」と話した。ソン会長は特に「一部の党の場合、比例代表を前半期は女性に与え2年が過ぎた後半期には男性議員に変えているが、恩着せがましいという非難を避けることができないだろう」と指摘した。
ホン・ヨンドク、イ・ギョンミ記者 ydhong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/429015.html 訳J.S