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アフガン、韓国PRT(地方再建チーム)‘ロケット砲 被撃’

登録:2010-07-02 09:33

原文入力:2010-07-01午後09:48:11(1153字)
発足式 前日夜 本部建設現場で…警護業者‘応射’
人命被害なかったが‘タリバン警告メッセージ’解釈も

イ・ジェフン記者

韓国のアフガニスタン地方再建チーム(PRT)本部工事現場が30日夜(現地時間)ロケット砲攻撃を受け、現地警護業者が応射した。

外交通商部当局者は1日「30日夜10時10分頃、アフガン パルワン州主導のチャリカ市近隣の我が地方再建チーム工事現場に敵対勢力がRPGロケット砲攻撃をしたが人命被害はなかった」と明らかにした。この当局者は「工事現場の後方山岳地形から攻撃がなされたと推定される」として「当初4発が落ちたと分かったが、夜が明け点検してみると実際に飛んできたのは2発で、残り2発は現地警護業者が応射したものと確認された」と話した。彼は「1発は工事現場周辺200~300m地点に落ち、他の1発も工事現場の外に落ちたが、まだ弾痕は確認されていない」と話した。彼は「工事進捗度が30%余りであり施設被害もなかった」と付け加えた。工事現場には韓国人58人と現地人警護員60人が宿泊しており、政府要員はいないと伝えられた。

キム・ヨンソン外交部スポークスマンはこの日ブリーフィングで「タリバンまたは地域に拠点を置く武装団体の仕業である可能性がある」と明らかにした。今回のロケット攻撃は、パルワン州で地方再建チーム活動を代表する権限を米国から韓国に委譲する行事が進行された日になされた。また1日午後、バグラム基地から韓国の‘アセナ'部隊本隊一陣138人などが参加した中で進行された韓国の地方再建チーム発足式を一日後に控えてなされたものであり、韓国のアフガン再派兵を標的とした‘警告メッセージ’を含んでいるものと見られる。 1日現在のアフガン地方再建チームに派遣された韓国人は民間人49人、警察8人、軍232人など計289人だ。

人命被害はなかったが、これにより韓国のアフガン地方再建チームの安全問題が繰り返し浮び上がり、アフガン再派兵を巡る論難も再び加熱する展望だ。民主党など野5党と69団体でなされた‘アフガニスタン再派兵反対市民社会団体連席会議’は去る30日、国会本庁前で記者会見を行い「2007年アフガン軍撤収以後、再派兵はないと言っておきながら、国民との合意を破った独断的反民主的再派兵であり危険な紛争介入」としつつ「政府のアフガン再派兵推進は撤回すべき」と明らかにした。

イ・ジェフン記者 nomad@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/428466.html 訳J.S