原文入力:2010-07-01午後07:12:25(1103字)
新労組 1日からストライキ "公正放送ための団体協約 争取"
使用側と衝突…一部芸能放送 支障出る模様
イ・ムニョン記者
←1日午前、ソウル、汝矣島、韓国放送本館前で開かれた全国言論労働組合KBS本部全面ストライキ出征式で韓国放送労組員らがスローガンを叫んでいる。出征式は本館1階民主広場で開く予定だったが、警備警察が出入りを止め本館前で進行された。パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
全国言論労働組合<韓国放送>(KBS)本部(新労組)が1日午前0時を期してストライキに入った。記者・ディレクターが主力の新労組組合員700人余りがストライキに参加し直ちに今週末に予定された一部芸能番組の放送に支障をきたす展望だ。
新労組はこの日、ストライキ決議文で「KBSに浴びせられる非難と嘲弄にこれ以上耐えられない」とし「今日ストライキはさらに自由な放送、さらに公正な放送、視聴者と市民が主人となる真の公営放送の基礎となるだろう」と明らかにした。
使用側は強硬対応で対抗した。午前8時50分頃、安全管理チーム所属警備警察官50人余りはソウル、汝矣島、韓国放送本館出入り口を封じ込め組合員らと衝突した。午後2時、全国組合員総会直前、安全管理チームが本館民主広場に集まっていた組合員らを建物外に押し出し、再び荒々しくぶつかった。オム・ギョンチョル新労組委員長は「団体交渉争取は組合員保護と公正放送のための最小限の装置」と話した。
この日のストライキで製作支障が避けられない展望だ。ある記者は「記者組合員230人余り(全体取材記者 450人余り)の大部分、入社15年目以下記者の70%以上が業務から抜け出た。社会・経済・国際分野現場記者らの多数が撤収し、正常な取材が容易ではないだろう」と話した。製作ディレクターの80%ほどを占めるディレクター組合員らも製作から手を切った。使用側は今週末に放映予定の‘天下無敵土曜日’と‘ハッピーサンデー’を既存放送分を再編集し放映する予定だ。
キム・インギュ社長はこの日午前、役員会議で「ストライキに厳正に対処するものの、放送支障が避けられない場合、視聴者たちに一部組合員の不法ストライキのためであることを字幕で知らせろ」と指示したと伝えられた。
イ・ムニョン記者 moon0@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/428430.html 訳J.S