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イ大統領 "拷問捜査 容認できない"

登録:2010-06-23 10:19

原文入力:2010-06-22午後08:37:21(1127字)
閣僚会議で明らかに… "推進政策 最善" 4大河川 集中示唆

ファン・ジュンボム記者

←カン・ヒラク警察庁長官が22日、国会で開かれた行安委に出席し議員らから陽川署拷問事件に対する質問が続くや疲れたように目をこすっている。タク・キヒョン先任記者 khtak@hani.co.kr

李明博大統領は22日、ソウル、陽川警察署所属警察官らの拷問・苛酷行為疑惑と関連して「どんな理由ででも捜査過程で拷問は容認されることはできない」とし「明らかになった問題に対しては断固として法的な責任を問わなければならない」と話した。

イ大統領はこの日、国務会議を主宰した席で「法執行過程で何より重要なのは国民の人権を守ることだ。人権が無視される状態では先進一流国家になれない」とし、このように明らかにしたとパク・ソンギュ大統領府報道官が伝えた。

イ大統領は続けて「しかし、それよりはるかに重要なのは、そういうことが再発しないようにすること」と話した。パク スポークスマンは「今回の機会に拷問のような後進的で強圧的な捜査慣行を必ず変えるという強力な意志を表明したこと」と話した。

この日の閣僚会議では警察庁監査官を外部に開放する職制改編案を議決した。パク スポークスマンは「来る7月1日から‘公共監査に関する法律’が施行されることにより、警察庁に続き7月中に法務部、最高検察庁、監査院にも監査職開放のための職制改編がなされるだろう」と話した。

イ大統領は会議で「今は新しい政策を推進することより、推進中の政策が成果を出せるようにしなければならない」と強調した。

更に「改革過程は疲れ骨を折るのに反して成果が出てくるまでは時間が多くかかる」として「絶え間ない確認と説得を通じて制度が安着し目標とする成果が出てこれるよう、それで国民が体感することができるよう最善を尽くしてくれ」と話した。これは任期後半期をむかえ、新しい政策を作り推進するよりは、4大河川事業など現在の核心課題に集中するという意と解説される。

また、イ大統領は6・2地方選挙敗北にともなう大統領府・内閣改編と関連して「選挙以後、人事と関連した話がたくさん出ている。国務委員は時がくれば、いつでも退くことができるが、最後の一日まで最善を尽くすことが国民に向かう道理」として動揺することのない勤務姿勢を注文した。

ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/426917.html 訳J.S