原文入力:2009-01-27午後10:17:35
“龍山惨死者 ならず者” 卑下
キム・ソミン記者
←パクチャン・キュ龍山区庁長
‘龍山惨事’が起きた地域の借家人たちを「全国を駆け回り金を出しておけと言うならず者ども」と卑下して物議をかもしたパク・チャンキュ ソウル,龍山区庁長(<ハンギョレ> 1月24日付4面)に対して批判と辞任要求が続いている。
民主党は24日出した論評で「龍山区再開発事業の認・許可権を握っている区庁長として借家人たちの権利を積極的に保障せず龍山惨事の火種を作っておきながら生計保障を要求する市民たちに‘ならず者ども’と卑下したことは無念な故人たちの死を二回にわたって辱めること」と批判した。論評は引き続き「市民の生存権を虫けらの命のように取り扱い開発業者の利益擁護にだけ目がくらんでしまったパク区庁長は自主的に辞任することだけが亡者の怨みの霊に懺悔する道」と辞任を促した。経済正義実践市民連合と民主労働党も龍山地域再開発事業の管理監督不良の責任を問い、パク区庁長の辞任を要求する論評をしたことがある。
一方、パク区庁長はソウル市内区庁長23人の中で4番目に多い36億ウォン規模の不動産を持っていることが明らかになった。昨年3月28日の行政安全部電子官報によれば、パク区庁長が申告した不動産は建物が28億ウォン,土地が8億ウォンだ。自身の名義で18億ウォンと3億の建物二棟、娘名義で7億ウォンの一戸、自身と配偶者の名義で京畿・江原・忠北・慶北など4道11ヶ所に土地を持っていた。パク区庁長は土建・開発会社の高位職を経て龍山区議会の都市建設常任委員を務めたことがある。
龍山区庁側はこれと関連して「区庁長の個人的履歴を問題にするのは本質から外れたこと」と明らかにした。
パク区庁長は龍山再開発借家人惨事がおきた去る20日午前、ソウル,龍山区,普光洞の住民センターで開かれた‘2009新年挨拶会および動静報告会’の席で「(この人々は)借家人ではありません。全国を駆け回り開発するところごとにお金を出しておけと…。だからならず者どもだ」と卑下した事実があらわれた経緯がある。キム・ソミン記者prettyso@hani.co.kr