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尹大統領の口から消えた「日本」…「彼にとって光復節とはいかなる意味を持つのか」

登録:2024-08-16 07:15 修正:2024-08-16 09:48
尹錫悦大統領が15日、ソウル鍾路区の世宗文化会館で行われた光復節79周年記念式典に、パリ五輪柔道銀メダリストのホ・ミミ、韓国型戦闘機開発事業を総括するチョ・ウネ中領らと共に入場している=大統領室提供/聯合ニュース

 15日の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の光復節の祝辞に「日本、日帝」という表現がほとんど登場しなかったことについて、野党だけでなく与党内からも「理解し難い」と評する声があがっている。

 野党「祖国革新党」のチョ・グク代表はこの日の国会での記者会見で、「日本帝国主義の侵奪と慰安婦、強制徴用、独立闘士に対する慰労、日本に対する謝罪要求はただの一行もない」とし、「強占期の誤りを謝罪しなくてもよいという免罪符を本日与えたのか」と問うた。

国民の力のユ・スンミン元議員が今年5月16日、光州北区の国立5・18民主墓地を参拝している/聯合ニュース

 与党「国民の力」のユ・スンミン元議員もこの日のフェイスブックへの投稿で、尹大統領の祝辞について「日本がない」として「実に異常で奇怪なこと」だと述べた。ユ元議員は、「365日の中で今日だけは明らかに痛恨の歴史を記憶し、侵略者日本の蛮行を糾弾し、日本の反省を求めねばならない日」だとし、「大統領の光復節の祝辞を読んでいると、尹錫悦大統領にとって今日がいかなる日なのか、光復とはいかなる意味を持つのか疑問がわく」と批判した。

 一方、大統領室の高官はこの日、記者団に対し、「韓日関係を指摘しなかったのは、韓日関係に対する自信を示したもの」と説明した。

イム・ジェウ、ソン・ダムン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/1153877.html韓国語原文入力:2024-08-15 17:56
訳D.K

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