原文入力:2010-05-26午前09:21:52(809字)
祖平統 正面対抗 8項目 発表… "開城経済協力事務所も閉鎖"
ソン・ウォンジェ記者
北韓は25日、労働党傘下対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマン談話を出し 「韓国当局とすべての関係を断絶し、李明博大統領任期期間は当局間対話と接触を行わない」と明らかにした。
祖平統スポークスマンはこの日、南側政府による前日の天安艦関連対北韓措置発表に対する対応談話を通じ 「今後の南北関係 全面閉鎖、南北不可侵合意 全面破棄、南北協力事業 全面撤廃の断固たる行動措置に入る」と宣言したと<朝鮮中央通信>が伝えた。祖平統スポークスマンは特に「南北間のすべての通信連係を断絶する」とし「開城工業地区にある南北経済協力協議事務所を凍結・撤廃し南側関係者たちを直ちに全員追放する」と明らかにした。
南北交易・交流を全面中断した南側の強硬対北韓措置に対し、北側が当局間関係と対話断絶で正面対抗するとしたことにより、南北関係は対話・協力の緩衝地帯が消えたまま軍事的対決が激しくなる全面的葛藤期に入り込んでいる。
祖平統スポークスマンは、北側の行動方案として△当局間関係全面断絶△李明博大統領任期内当局間対話・接触中断△すべての南北通信連係断絶△開城工業地区南北経済協力協議事務所凍結・撤廃△板門店赤十字連絡代表事業中止△対北韓心理戦に対する全面的な反撃開始△南側船舶・航空機の北側領海・領空通過全面禁止△戦時法による南北関係懸案処理など8項目を挙げた。同時にこれは1段階措置と明らかにし、今後 後続措置が続く可能性があることを予告した。
ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: 訳J.S