原文入力:2009-01-23午後06:54:36
現代尾浦造船労使, 正規職復職など8項目合意
キム・グァンス記者
蔚山現代尾浦造船の煙突篭城事態が31日ぶりに解決された。
民主労総蔚山本部と現代尾浦造船労使は23日、現代尾浦造船社内下請け業者のヨンイン企業労働者30人を来月9日までに正規職に復職させるなど8項目に合意した。残りの合意事項は△ヨンイン企業労働者らの廃業後の賃金問題は労使合意や裁判結果に従って△投身自殺を試みたイ・ホンウ組合員に対して労災に準ずる処遇と治療後元職復職させ△組合員懲戒は最大限善処することなどだ。これに伴い現代尾浦造船非正規職労働者らの正規職採用を要求して高さ100mの焼却場煙突の上で一ヶ月間座り込みを行ってきた民主労総蔚山本部イ・ヨンド前首席副本部長と現代尾浦造船現場組織‘現場の声’キム・スンジン議長はこの日篭城を終えて煙突から降りた。
これに先立ち昨年7月、大法院はヨンイン企業労働者らが現代尾浦造船を相手に出した従業員地位確認請求訴訟で「2003年廃業した現代尾浦造船の社内下請け業者ヨンイン企業労働者らは元請けの現代尾浦造船所属」として原審を破棄し事件を釜山高裁に差し戻した。しかし会社側は「確定判決前までは採用が難しい」として採用を先送りし、昼休みに抗議集会を開いたキム議長を重懲戒した。これに対し‘現場の声’労組員イ・ホンウ氏が昨年11月14日、会社4階建物から綱で首をくくって重態に陥るやイ前首席副本部長とキム議長は先月24日煙突篭城を始めた。
蔚山/キム・グァンス記者kskim@hani.co.kr