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ロウソクのあかり政局時は "骨にしみた反省" MB, 2年後 "示威 反省しろ"

登録:2010-05-12 01:13

原文入力:2010-05-11午後09:33:04(1579字)
当時 "全て私のせい" 2度頭を下げ、一方的国政運営 認める
"歴史に記録残せ" として関連部署に報告書作成まで指示

ファン・ジュンボム記者,ホン・ソクチェ記者

李明博大統領が11日、2年前にあった‘牛肉ろうそくデモ’をより強力に非難した。
イ大統領はこの日、閣僚会議で「ろうそくデモから2年が過ぎた。多くの憶測が事実ではないことが判明したが、当時参加した知識人と医学界の要人の誰も反省する人がいない」と話した。イ大統領は「反省がなければ社会発展もない」として「ある日刊紙が2周年をむかえ集中企画形式でこれを再評価したことは望ましいと言いたい」と話した。最近<朝鮮日報>が‘ろうそくデモは理念集団が作り出した牛肉動乱だった’という趣旨の企画報道をしていることを高く評価した。

また、イ大統領は「ろうそくデモは法的責任より社会的責任の問題」とし「このような波動は我が国の歴史に記録として残さなければならないという点で、総理室と農林水産食品部、外交通商部、知識経済部など関連部署が客観的で科学的な報告書を作ることを望む」と指示した。

イ大統領のこの日の発言は、2年前のろうそくデモで危機を迎えた時「全て私のせい」(5月22日対国民談話), 「骨にしみた反省をしている」(6月19日特別記者会見)等、2度も国民の前で謝ったこととは正反対の態度だ。

特にイ大統領は当時「今回のことを通じて得た教訓を在任期間ずっと再確認しながら国政に臨む」とし国民との疎通強化、大統領府と内閣の改編、韓半島大運河の放棄などを約束した。ろうそくデモが単純に米国産牛肉の狂牛病危険性のためだけでなく、執権初期のイ大統領の一方主義・速度戦国政運営と‘カン・プジャ(江南不動産富者)・コ・ソヨン(高麗大学,所望教会,嶺南人脈)人事’等に対する国民的反感が結びついて表出されたことだという点をイ大統領も認めたのだ。

ハンナラ党も‘ロウソクのあかりたたき’に積極的に加勢した。チョ・ヘジン スポークスマンはこの日 論評して「2008年の狂牛病大乱は大韓民国体制転覆集団が企画し、一部媒体が扇動し、インターネットが陰謀の道具として利用され、そこに野党までが付和雷同した一つの巨大な詐欺だった」とし「狂牛病勢力は清渓広場にひざまずき対国民謝罪のロウソクのあかりを掲げなさい」と促した。

これに対しアン・ジンゴル参加連帯民生希望チーム長はこの日「イ大統領自らが国民に心配させたことに対し2度も反省し、牛肉追加交渉まで約束しておきながら、今になって‘国民が反省しろ’というのは居直り」とし「当時、大統領がした謝罪が全て偽りであったという傍証」と話した。

ノ・ヨンミン民主党スポークスマンは論評で「ろうそくデモは政府が誤った交渉で食べ物に対する国民の不安を助長したことに対する国民の抗議だった。もう国民の不安を助長させた政府の誤りさえ忘れてしまったのか」として「朝変夕改に変わるならば、どうして国民が大統領の話を信じて従ったり、政府の政策を信頼することができようか」と反問した。

シム・ジェオク進歩新党スポークスマンも「自身の誤りは忘れ、ろうそくデモを葛藤と分裂、混乱と蔑視し国民に反省を要求する李明博大統領こそ、歴史的誤りを繰り返すだろう」として「本当に反省しなければならない人、未だ反省できない人はイ大統領自身」と明らかにした。
ファン・ジュンボム,ホン・ソクチェ記者 jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/420223.html 訳J.S