原文入力:2010-04-28午後09:25:46(1256字)
支持率下落した民主党‘小沢辞退’以上の処方 必要
普天間米軍基地問題が変数…総理辞退の可能性も
チョン・ナムグ記者
日本,検察審査会が小沢一郎民主党幹事長の政治資金虚偽記載事件と関連し検察の再捜査を引き出しながら、日本政局が急速に‘霧政局’に引き込まれている。普天間飛行場移転地問題で鳩山由紀夫総理が危険な境遇に置かれた中で、7月の参議院選挙の責任を負っている小沢幹事長に対する辞退圧力もより一層強まっているためだ。一部では‘5月政変説’が提起されたりもしている。
鳩山総理は28日、前日の検察審査会の決定にもかかわらず幹事長職辞退拒否意思を明確にした小沢幹事長を擁護して出た。鳩山はこの日午前、記者らに「(小沢幹事長が)今の状態で奮発することを願う」と話した。
小沢幹事長は退かない意向をすでに明確にした。昨年5月、総選挙を控えて政治資金問題がふくらんだ時、党代表職を投げだしたのとは違う動きだ。これは昨年には衆議院選挙で圧勝した後、派手な復帰が可能だったが今回は参議院選挙状況が不利なためと見える。<読売新聞>は「小沢の政治的師匠である金丸信が1992年に佐川急便事件にまきこまれ党副総裁職を退いた後、議員職辞退に追いこまれ、結局他の事件に関連して起訴までされた」とし「小沢は自身も席から退けばそうなる可能性があると考えている」という党幹部の話を伝えた。
しかし今年夏に参議院選挙を行わなければならない民主党は立場が違う。そうでなくても落ちている支持率がより一層地に落ちる可能性が高い。それでも民主党がまだ静かなのは、小沢幹事長が辞退することだけでは選挙状況をひっくり返しにくいという点のためと日本言論らは見ている。‘小沢辞退’以上の処方が必要だということだ。反小沢派に分類される枝野幸男行政刷新担当相は27日夜「数日内に色々な動きがあるだろう」と話した。
日本政界では鳩山総理の普天間問題処理が‘5月政局’の決定的変数になるだろうということに格別異見がない。日本政府は28日、普天間基地のヘリコプター部隊を大部分 鹿児島県徳之島に移し、ヘリコプター着陸場は当初移転地である‘キャンプ シュワブ’近海に桟橋(海上に出した橋)方式で作るという案を持ち米国との本格交渉に入った。だが、普天間問題が5月にも糸口を見つけることができないまま鳩山総理まで追い詰められるならば、総理が変わる所謂‘5月政変’が現実化する可能性もある。
<毎日新聞>は小沢幹事長と近いある民主党幹部が「普天間問題で総理が退陣することになれば、自然に幹事長も辞退する可能性がある。その時がまさに小沢が退くタイミング」と話したと伝えた。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳J.S